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新刊!阿波の古老の爺さんの口伝!消されても残った阿波の歴史の記憶!(電子本)

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阿波の古老が語り継ぐ口伝 阿波の歴史

――そのまた昔、歴史好きの爺さんから聞いた話じゃ。

第一章 国のはじまりは阿波にあった

わしの爺さんの爺さんが言うとった。国のはじまりは、海と山に守られた阿波じゃと。潮の流れ、山の水、石の力が人を集め、祈りを生んだのがこの地の最初じゃ。

第二章 石と祈りの時代

阿波では石が生きとる。勾玉、磐座、神楽岩。石に魂が宿り、人はそれを胸に下げ、天と地を結んだ。祭りも政も、まず石から始まった。

第三章 忌部の民と技の伝来

忌部の民が阿波に根を張り、布、鉄、祭祀の技を広めた。技はただの道具じゃない。祈りを形にする知恵じゃった。

第四章 翡翠と海の道

北の翡翠、南の真珠、西の辰砂。阿波は海の道の要での。宝はここに集まり、また各地へと渡っていった。

第五章 女王と勾玉の記憶

昔、国を束ねた巫女がおったという。名は今で言う卑弥呼かもしれん。阿波の石を胸に、神の声を聞いとったと、爺さんは言うとった。

第六章 山に眠る神々

剣山をはじめ、阿波の山は神の座じゃ。天から降りた話、海を渡った話、山に隠した話…どれも山が覚えとる。

第七章 仏の世と空海の足音

時代が下り、仏の教えが来た。空海も阿波に縁を持ち、水と石に祈った。神と仏は喧嘩せず、ここでは寄り添うた。

第八章 語られぬ歴史の影

勝者の記録に残らぬ話がある。阿波が中心だったという声は、都の史書から消されたが、口伝は消えん。

第九章 爺さんから爺さんへ

文字にせんでも、話は生きる。囲炉裏端で、浜辺で、山道で。阿波の歴史は人の口から口へ渡ってきた。

第十章 これから語る者へ

歴史は終わらん。信じるかどうかは聞く者次第じゃが、阿波の地が何かを秘めとるのは確かじゃ。あとは、おまえさんが語り継ぐ番じゃ。

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