阿波の霧の中で二千年間眠り続けていた。日本史最大のミステリー「邪馬台国論争」に、終止符を打つ衝撃の書!
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阿波の霧の中で二千年間眠り続けていた。日本史最大のミステリー「邪馬台国論争」に、終止符を打つ衝撃の書!
徳島市国府町、杉尾山。そこには全国のどの神社とも異なる、異形の**「五角形の祭壇」**が鎮座している。祀られているのは、名神大社・天石門別八倉比売(あめのいわとわけやくらひめ)。
なぜ、地元ではこの女神を「天照大神」と呼び、この地に「葬られた」と語り継いできたのか?
本書は、記紀神話の「国生み」に隠された暗号を読み解き、古代の祭祀集団・阿波忌部(あわいんべ)が命懸けで守り通した「秘儀」の記憶を掘り起こす。
第1部:杉尾山の沈黙 ― 聖域への招待
・ 第1章:神体山・杉尾山の夜明け
(気延山の東端に鎮座する神社の佇まいと、古代からの磐座信仰)
・第2章:五角形の祭壇 ― 奥の院の謎
(阿波特産の「青石」で組まれた異形の祭壇。なぜ五角形なのか?)
・第3章:消された一宮の記憶
(徳島に複数存在する「一宮」の論争と、八倉比売の正体)
第2部:神名に隠されたコード ― 記紀神話と阿波
・第4章:「天石門別」とは何者か
(天岩戸神話との繋がりと、宮中祭祀に名を連ねる「門守の神」としての側面)
・第5章:八倉比売と大日霊女命(アマテラス)
(社伝に記された「天照大神の別名」という衝撃の記述)
・第6章:忌部(いんべ)の足跡
(太玉命の子孫とされる系譜と、古代祭祀集団・阿波忌部との深い関わり)
・第7章:大粟神社の女神・オオゲツヒメとの交差
(阿波の国魂神と、八倉比売の役割の共通点)
第3部:禁断の社伝 ― 『大神御本記』が語る真実
・第8章:古文書が語る「天照大神の葬儀」
(神社に伝わる古文書に記された、神の死と葬送の儀礼)
・第9章:卑弥呼=天照大神説の衝撃
(江戸時代の国学者から現代まで続く、邪馬台国論争の核心)
・第10章:気延山古墳群 ― 200基の墓が守るもの
(神社を取り囲む膨大な古墳群。そこには誰が眠っているのか?)
・第11章:三角縁神獣鏡の囁き
(近隣の宮谷古墳から出土した鏡と、女王の時代の接点)
第4部:阿波という名の「高天原」
・第12章:古事記の「国生み」を再考する
(なぜ阿波は「大宜都比売」と呼ばれたのか、その命名の意図)
・第13章:吉野川流域の文明圏
(古代、肥沃な平野が育んだ強大な勢力と、渡来文化の受容)
・第14章:青石の道 ― 海を渡った阿波の信仰
(近畿の古墳にも使われた徳島の石と、祭祀の伝播)
・第15章:元伊勢としての八倉比売
(伊勢神宮へ繋がる信仰の源流が阿波にあるという仮説)
第5部:現代に生きる女神の残り香
・第16章:年中行事と民俗信仰
(地元の人々が「杉尾さん」と呼び、守り続けてきた祈りの形)
・第17章:陰陽道と五角形の結界
(中世、祭祀の形を変えながら生き残った女神の変遷)
・第18章:歩く歴史学 ― 参道を辿る
(現在の境内、鳥居、そして風土記の丘を巡るフィールドワーク)
・第19章:沈黙する女神が今、語りかけること
(文字を持たなかった古代人が神に託したメッセージ)
・第20章:終章:阿波の神々は眠らない
(歴史の闇に消えた女神が、未来の日本文化に与える示唆)
