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食に宿る神 ― 阿波に隠されたオオゲツヒメの真実!(電子本)

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食に宿る神 ― 阿波に隠されたオオゲツヒメの真実!(電子本)

食に宿る神 ― 阿波に隠されたオオゲツヒメの真実!

この話は、神話を語るためのものではない。阿波の暮らしの中で、声だけを頼りに受け渡されてきた記憶の断片である。

オオゲツヒメは、遠い女神ではなかった。食べ、受け取り、還すという営みの中に、その名が静かに息づいていた。

書に残らぬものほど、長く生きる。この小さな書は、その火をたどるためのものである

第一章 食に宿る神を知るために
阿波で語られてきた「食」の意味を手がかりに、オオゲツヒメという神の入口に立つ章。

第二章 囲炉裏の火に残された神の話
書に残らず、声だけで伝えられてきた神の記憶が、囲炉裏端の情景とともに語られる。

第三章 オオゲツヒメは遠い神ではなかった
天上の存在ではなく、日々の暮らしの中にいた女神の姿が浮かび上がる。

第四章 阿波の暮らしと食のはじまり
山・川・海に囲まれた土地が育んだ、食と命の原風景をたどる。

第五章 五穀はどこから来たのか
身体から生まれたとされる五穀神話を、阿波の感覚で読み解く。

第六章 犠牲として語られた神の真意
悲劇として語られがちな神話の奥にある、本来の意味を探る。

第七章 命は奪われたのではなく巡った
殺す・奪うという視点を越え、巡り続ける命の思想に迫る。

第八章 山・川・海を分けぬ女神
自然を分断しない阿波の世界観と、境界を持たぬ女神の姿。

第九章 黙して供える阿波の祭り
声高な祈りではなく、静かな所作に込められた信仰を描く。

第十章 食を粗末にするなという教え
最も身近で、最も厳しい戒めとして残された食の教え。

第十一章 石に託された祈り
変わらぬ石に、巡る命と祈りを託した阿波の感覚をひもとく。

第十二章 勾玉に刻まれた命の循環
始まりも終わりも持たぬ形に込められた、命の思想。

第十三章 土に還るという思想
食べ、生き、やがて土へ戻るという自然な循環の受け止め方。

第十四章 女神としてのオオゲツヒメ
生み、育て、手放す存在として語られてきた女神像。

第十五章 書から消え、口に残った神
中央の神話から外れても、地方で生き続けた理由を探る。

第十六章 忌部と食の神の記憶
祭祀と生活が一つだった時代の名残が、阿波にどう残ったか。

第十七章 与える神ではなく巡らせる神
オオゲツヒメの本質を、一つの言葉で言い表す章。

第十八章 老いた爺さんが恐れたこと
神話そのものより、意味を失うことを恐れた古老の想い。

第十九章 今も食卓に息づく女神
信仰としてではなく、感覚として残る女神の気配。

第二十章 囲炉裏の火はまだ消えていない
語り継がれる限り、神もまた生き続けるという結び。

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