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『五角形翡翠の墓 ― 消された謎』(電子本)

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『五角形翡翠の墓 ― 消された謎』

序文

阿波の山奥に、円でも方でもない、五角の場があったという。

そこには青石が積まれ、翡翠の原石が静かに置かれていた。

それは墓と呼ばれてきが、死の気配はなく、終わりも語られない。

なぜ五角なのか。なぜ翡翠なのか。なぜ、この記憶は語られなくなったのか。

この書は、五角形翡翠の墓に託された消された記憶と、封じられた始まりを神話として静かに辿るものである。

第一章
五つの辺をもつ、異形の場があった。

第二章
円でも方でもない形は、秩序の外にあった。

第三章
青石は境を示す石として積まれた。

第四章
石は命じられず、集まった。

第五章
五角は、分かれる前の世界を示す。

第六章
翡翠は削られず、原石のまま置かれた。

第七章
翡翠は命と水の記憶を宿す。

第八章
そこは埋葬の場ではなかった。

第九章
留めるための場として築かれた。

第十章
かつて国は、祈りによって治められていた。

第十一章
姿を見せぬ巫女王が中心にいた。

第十二章
その名は、語られなくなった。

第十三章
王の死は、示されなかった。

第十四章
光は人を離れ、石に宿った。

第十五章
神とは、名を失った存在である。

第十六章
五角の中心には、像も言葉もない。

第十七章
力は争いを避けるため封じられた。

第十八章
この場は、中央ではなく周縁に置かれた。

第十九章
忘れられたのではなく、隠された。

第二十章
五角形翡翠の墓は、今も問い続けている。
始まりは、どこへ消されたのか。

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