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見えない力が歴史を作る ― 王でも英雄でもないものの正体 ―(電子本)

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見えない力が歴史を作る ― 王でも英雄でもないものの正体 ―(電子本)

序文

歴史は、誰が作るのか。王か、英雄か、勝者か。私たちはそう教えられてきた。

しかし本当に歴史を動かしてきたのは、名を持たぬ人びと、記されなかった選択、
そして時代の底を流れる“見えない力”ではなかったか。

本書は、年号や人物を並べる歴史書ではない。「何が歴史を生み、何が歴史を変え、何が歴史を消したのか」その根源を、静かに問い直すための一冊である。

目次(20章)

第1章 歴史は出来事ではない
戦争や革命は、歴史の「結果」にすぎない。
歴史とは、積み重なった選択の流れである。

第2章 勝者が語る物語
歴史は常に勝者によって語られる。
だが、語られなかった側にこそ真実が残る。

第3章 書かれなかった歴史
文字を持たなかった時代、
あるいは意図的に消された記憶。

第4章 神話という最古の歴史
神話は虚構ではない。
人類最初の「歴史認識」である。

第5章 言葉が世界を分けた
言葉が生まれたとき、
世界は「意味」を持ち始めた。

第6章 文字は支配の道具となった
記録は保存であり、同時に選別である。
書かれた瞬間、排除も始まる。

第7章 暦が時間を支配する
時間を測る者が、社会を支配する。
暦は最も静かな権力である。

第8章 土地が歴史を生む
川、山、海。
地形は人の生き方を決め、物語を生む。

第9章 技術は歴史を加速させる
石、鉄、火、電気。
技術は常に価値観を変えてきた。

第10章 宗教は秩序を与えた
恐れと祈りは、社会をまとめる力となった。

第11章 国家という発明
国家は自然ではない。
人類が作った最も大きな「仕組み」である。

第12章 血統と正統性
誰が正しい支配者か。
その答えは、常に後から作られる。

第13章 経済が歴史を裏から動かす
金の流れは、剣よりも強い。

第14章 民衆という沈黙の主体
名を残さぬ多数こそ、
歴史の実体である。

第15章 忘却という選択
忘れることもまた、歴史を作る行為である。

第16章 破壊が新しい時代を呼ぶ
文明は、崩壊によって更新される。

第17章 思想が時代を越える
一人の思想が、千年後に世界を変えることがある。

第18章 地方から始まる歴史
中心ではなく、周縁から新しい流れは生まれる。

第19章 歴史は繰り返さない
同じ形ではない。
だが、同じ構造は何度も現れる。

第20章 いま、歴史を作っているのは誰か
歴史は過去のものではない。
「いま」の選択こそが、未来の歴史になる。

結びに
歴史を作るのは、偉大な誰かではない。日々の判断、語る言葉、信じる物語。それらすべてが、静かに歴史を形づくっている。

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