【生命の起源】原子はなぜ“生命”になったのか― 物質から意志が生まれるまで ―
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【生命の起源】原子はなぜ“生命”になったのか― 物質から意志が生まれるまで ―
私たちの身体を形づくるものを突き詰めていけば、原子に行き着く。炭素、水素、酸素、窒素―それらは岩石や水、空気と同じ、ごくありふれた物質だ。
それにもかかわらず、それらは集まり、秩序を持ち、やがて「生きる」という振る舞いを始めた。
原子そのものは、生きてもいなければ、考えもしない。それでも条件が整うと、原子は自らを保ち、増え、環境に応じて変化する存在へと姿を変える。
この本では、「生命とは何か」という定義から始めない。なぜ無生物の原子が、生命という振る舞いに踏み出したのかを、物質・エネルギー・時間・情報という視点から、静かにたどっていく。
原子が生命になった理由を探ることは、同時に「私たちはなぜ、ここにいるのか」を問い直すことでもある。
目次・(20章)
第1章 原子とは何か
世界を構成する最小単位としての原子の正体。
第2章 宇宙に秩序は必要だったのか
無秩序から秩序が生まれるという謎。
第3章 元素が持つ「性質」という個性
なぜ原子には結びつく性格があるのか。
第4章 結合は偶然か、必然か
分子が生まれる瞬間に何が起きたのか。
第5章 水という特異な存在
生命に不可欠な水の異常な性質。
第6章 化学反応は意思を持つのか
反応が「進みたがる」理由を考える。
第7章 自己複製への第一歩
同じ形を保とうとする分子の誕生。
第8章 膜が生んだ「内と外」
境界が生命を定義した瞬間。
第9章 エネルギーを使うという革命
生命とエネルギーの深い関係。
第10章 壊れやすいものが生き残った理由
安定より不安定が選ばれた逆説。
第11章 時間を記憶する仕組み
情報としての分子の役割。
第12章 進化は目的を持つのか
偶然と選択が生んだ方向性。
第13章 生命と非生命の境界線
どこからが「生きている」のか。
第14章 意識の芽はどこから来たのか
物質から感覚が生まれる不思議。
第15章 なぜ生命は増え続けるのか
拡大しようとする本能の正体。
第16章 死は生命の失敗ではない
終わりがあるから続くという構造。
第17章 地球は生命を選んだのか
惑星環境と生命誕生の関係。
第18章 宇宙に生命は必然か
地球外生命の可能性を考える。
第19章 原子に戻っても生命は消えない
形が壊れても残るもの。
第20章 原子が生命になった意味
宇宙が私たちを通して見ているもの。
