1/1

― 日本の鑑定機関で化学鑑定された阿波翡翠の確証!―(電子本)

¥1,000

残り1点

International shipping available

― 日本の鑑定機関で化学鑑定された阿波翡翠の確証!―

序文

阿波で確認されている翡翠は、日本の鑑定機関において化学鑑定により「本翡翠(ジェダイト)」と認められている。

それにもかかわらず、地質学的な公式資料が不足しているという理由だけで、阿波翡翠は学術的な議論の周縁に置かれ続けてきた。

本書が扱うのは、翡翠の真贋をめぐる問題ではない。鑑定された石と、確定されていない産地とが、同一の評価軸で混同されてきた構造そのものを問い直す試みである。

「未研究」はいつから「否定」にすり替わったのか。その違和感を、科学の言葉で整理することから、本書は始まる。

目次(20章)

第1章 阿波翡翠は「存在している石」である
議論の前提として、阿波翡翠が実在の物質であることを確認する。

第2章 本翡翠(ジェダイト)とは何か
翡翠の鉱物学的定義を整理し、誤解を排除する。

第3章 日本の鑑定機関が行う化学鑑定
国内鑑定機関の分析手法と信頼性を解説する。

第4章 阿波翡翠は何をもって「本翡翠」とされたのか
化学鑑定によって何が確認されたのかを明確にする。

第5章 鑑定結果は何を証明しているのか
鉱物学的同定が持つ意味と限界を整理する。

第6章 それでも残る「認められていない」という声
否定的評価が生まれる背景を冷静に検討する。

第7章 地質学的な公式資料とは何か
「公式」とされる資料の定義と成立条件を確認する。

第8章 鉱物学と地質学の役割の違い
鉱物種の同定と産地確定が別問題であることを示す。

第9章 原位置鉱床が求められる理由
地質学が原位置を重視する学問構造を解説する。

第10章 転石と二次鉱床が抱える宿命
存在していても研究されにくい石の現実。

第11章 「未研究」と「否定」は同じではない
学術用語の誤用が生む誤解を整理する。

第12章 学会で認められなければ翡翠とは言えないのか
学会承認の意味を整理し、鉱物学的事実との違いを明確にする。

第13章 研究史が評価を左右する現実
研究の蓄積が「正しさ」に見える仕組みを考察する。

第14章 鑑定された事実が軽視される理由
化学鑑定が議論から外されやすい構造を分析する。

第15章 否定されているのは石か、説明か
阿波翡翠が本当に否定されている対象を特定する。

第16章 阿波が研究空白地帯になった背景
地理・歴史・研究体制から見た阿波の位置づけ。

第17章 翡翠文化は産地だけで成立するのか
採掘と加工、文化形成の分業構造を考える。

第18章 鑑定結果をどう扱うべきか
科学的事実としての鑑定の正しい位置づけ。

第19章 阿波翡翠が投げかける学術的課題
未確定であること自体が持つ研究価値。

第20章 確証とは何か、そして次の問いへ
「確証」の意味を再定義し、未来に開かれた議論で締めくくる。

International shipping available

¥1,000

最近チェックした商品
    その他の商品