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阿波の古代史は、秀真伝文献そのものだ ―― 失われたのではない。最初から書かれなかった正史 ――(電子本)

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阿波の古代史は、秀真伝文献そのものだ ―― 失われたのではない。最初から書かれなかった正史 ――

序文(立ち読み用)

阿波の古代史は「失われた」とよく言われる。文献がない、記録が残っていない、だから空白なのだ、と。

しかし本当にそうだろうか。阿波の古代史には、失われたという伝説そのものが存在する。

だがそれは、かつて存在した正史が消えたという話ではない。最初から、国家の正史として書かれなかったという事実を、後世が「喪失」と呼び替えただけなのではないか。

王がいない国。征服の物語を持たない社会。命令ではなく、合意と祭祀で成り立っていた統治。

そのような国の歴史は、王権を中心に編まれる国家史の枠組みには、最初から収まらない。だから阿波は「なかったこと」にされた。

そして、その記憶は秀真伝というかたちでのみ、静かに残された。本書は、「阿波の古代史は消された」という物語を否定する。

阿波の古代史は、最初から“別の原理”で存在していた。その原理を記した文献こそが、秀真伝である。

目次(20章構成)

阿波の古代史は「失われた」のではない―― 最初から書かれなかった歴史という視点 ――

第1章
「阿波には歴史がない」という思い込み
なぜ空白だと信じられてきたのか。

第2章
歴史が生まれる条件
王・戦争・征服がなければ、正史にならない。

第3章
秀真伝とは何か
正史にならなかった歴史の記録方法。

第4章
なぜ秀真伝は排除されたのか
偽書ではなく「不都合な文献」だった理由。

第5章
阿波という土地が持つ異質性
周縁ではなく、最初から別体系の中心。

第6章
王なき国の統治原理
命令ではなく合意で成り立つ社会。

第7章
秀真伝に描かれる国のかたち
国家以前の日本モデル。

第8章
阿波に集中する祭祀と神社配置
統治装置としての祭り。

第9章
忌部・海部・稲持という存在
支配しないが、国を支えた一族。

第10章
神とは誰だったのか
人格神ではなく、役割の記憶。

第11章
剣山信仰と垂直世界観
天・地・人を分けない思想。

第12章
石と翡翠が担った政治
言葉の代わりに用いられた合意の象徴。

第13章
文字を持たなかったのではない
ヲシテが採用されなかった理由。

第14章
なぜ出雲神話へと移されたのか
中心の移動と物語の再配置。

第15章
天皇制以前に存在した秩序
王が生まれる前の日本。

第16章
阿波の歴史が語られなかった本当の理由
消去ではなく、最初から不採用。

第17章
秀真伝は年代記ではない
生き方を伝える文献。

第18章
今も残る秀真伝的社会
共同体・祭り・地方自治。

第19章
阿波から日本史を再構築する意味
中心史観を外すということ。

第20章
阿波の古代史は、秀真伝そのものだった
―― 書かれなかった正史が、ここにある ――

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