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『木屋平神話 ― 山の奥に隠された始まりの記憶 ―』(電子本)

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『木屋平神話 ― 山の奥に隠された始まりの記憶 ―』(電子本)

序章(立ち読み用)

阿波の西、霧深き山郷・木屋平。そこは華やかな都の神話にはほとんど登場しないが、天地の気配がいまなお濃く残る“始まりの奥宮”である。

剣山 を仰ぐ峰々には、山の神の息遣いが宿り、谷を渡る風は古き時代の声を運ぶと伝えられる。

霧立つ朝、天より一条の光が差し、山は神体となったという。木を削る民は森と契りを結び、石を磨く者は山の心を玉に宿した。

剣は天を象徴し、玉は地の記憶を抱く。両者が結ばれるとき、天地はひとつの調和を成す――それが木屋平に秘められた神話の核である。

歴史に記されなかった山の王と、その民の静かな誓い。霧が立ちのぼるたびに、山は忘れられた物語をそっと語りかけてくる。

目次(全20章構成)

第一部 天と山のはじまり

第一章 霧立つ山の原郷
天地分かれしのち、最初に霧が立った山が木屋平であったという伝承。

第二章 天降る光の剣
剣山 に天の光が降り、山が神体となる。

第三章 山の神の目覚め
大山祇神 が山の奥で姿を現す。

第四章 木の民の誕生
木地を削る民が神の教えを受けて生まれる。

第五章 石の心を持つ者
山から現れた光る石(勾玉の原型)を授かる。

第二部 山の奥の国

第六章 天狗の谷の誓い
修験者が山と契約を交わす。

第七章 金の川の伝承
谷底に金が流れたという口伝。

第八章 火と石の技法
原石を焼き、割り、形を生む技が神授とされる。

第九章 隠された神の座
山頂ではなく、山腹こそ神の座という思想。

第十章 霊水の泉
清流が神の息吹と語られる。

第三部 天と地をつなぐ山

第十一章 光る玉の飛翔
夜空を渡る光の玉の神話。

第十二章 山の巫女
木屋平に現れた山の巫女の予言。

第十三章 隠された王の道
中央神話に現れない山の王の系譜。

第十四章 剣と勾玉の契り
剣山と玉の信仰の融合。

第十五章 霧に消えた神々
神々が山に還る物語。

第四部 始まりの記憶

第十六章 阿波高天原の影
木屋平を天原の裏舞台と見る思想。

第十七章 山の民の沈黙
歴史に書かれなかった理由。

第十八章 再び霧立つ朝
現代に甦る山の神話。

第十九章 石に刻まれた記憶
勾玉・鉱脈・山岳信仰の融合。

第二十章 始まりの国の奥宮
木屋平を“始まりの国の奥宮”として結ぶ。

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