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『古代の大帝国ヒッタイト ― 世界史を変えた鉄の王国 ―』(電子本)

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『古代の大帝国ヒッタイト ― 世界史を変えた鉄の王国 ―』(電子本)

序文(立ち読み用)

世界史には、長く「存在しなかった」と思われていた大帝国がある。ヒッタイトである。古代エジプトやバビロニアが華やかに語られる一方で、彼らと互角に戦い、広大な領土を支配したこの王国の名は、長いあいだ歴史の闇に埋もれていた。

聖書にわずかに記された「ヒッタイト人」は、かつて架空の民族と考えられていたのである。

しかし十九世紀末、アナトリア高原の遺跡ハットゥシャから発見された大量の粘土板が、歴史を書き換えた。そこには条約文書、法律、外交記録、神話が刻まれ、ヒッタイトが高度な行政制度と国際感覚を備えた超大国であったことが明らかになった。

彼らは鉄を操り、三人乗り戦車を駆って戦場を制し、エジプトのラムセス二世と激突する。そして戦いの果てに、世界最古の平和条約を結んだ国家でもあった。

本書は、誕生から繁栄、そして突然の滅亡までを辿りながら、ヒッタイトが世界史に残した真の遺産を探るものである。忘れられた鉄の帝国は、いま再び歴史の舞台に甦る。

目次(20章構成)

第1章 忘れられた帝国
アナトリアに突如現れ、そして歴史から消えた巨大国家ヒッタイト。その発見までの物語。

第2章 粘土板が語った真実
ボアズキョイ遺跡の解読によって蘇った王国の姿と楔形文字文書。

第3章 ハットゥシャの都
山岳都市に築かれた巨大要塞都市の構造と宗教都市としての性格。

第4章 インド=ヨーロッパ語族の王
ヒッタイト人の民族起源と移動の謎。

第5章 最初の王たち
ラバルナ・ハットゥシリ1世の建国と領土拡張。

第6章 バビロンを滅ぼした遠征
ムルシリ1世によるメソポタミア遠征と世界史への衝撃。

第7章 王位継承の血の歴史
王族暗殺と政変が続いた混乱の時代。

第8章 ヒッタイト法典
復讐ではなく補償を重視した先進的な法律制度。

第9章 神々の帝国
千の神々を持つ多神教国家と宗教儀式。

第10章 王妃と女神
王妃の強大な政治権力と神官国家の実態。

第11章 鉄の秘密
世界史を変えた鉄製武器と技術独占。

第12章 戦車軍団
軽量三人乗り戦車と古代最強の軍事力。

第13章 エジプトとの大戦争
カデシュの戦い ― ラムセス2世との激突。

第14章 世界最古の平和条約
ヒッタイト・エジプト条約と国際外交の誕生。

第15章 外交帝国
結婚外交と属国ネットワークによる覇権支配。

第16章 海の民の影
突然の大崩壊の前兆。

第17章 帝国の滅亡
紀元前1200年前後に何が起きたのか。

第18章 消えなかったヒッタイト
新ヒッタイト諸国と文化の継承。

第19章 聖書とヒッタイト
旧約聖書に登場するヒッタイト人の正体。

第20章 鉄文明の遺産
ヒッタイトが現代文明へ与えた影響と世界史的位置付け。

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