失われた阿波祝詞 ―― 始まりの国に響く神々の言霊 ――(電子本)
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失われた阿波祝詞 ―― 始まりの国に響く神々の言霊 ――(電子本)
■ 序文(立ち読み用)
祝詞とは何か。
それは単なる祈りの言葉ではない。神と人を結ぶ音の橋であり、天地創成の記憶を響きとして留めた霊的設計図である。
古代大和の祝詞は『延喜式』に収められた。しかしそれ以前、国家の枠組みが整う前に、各地には独自の祭祀と言霊文化が存在していたはずである。
本書は、阿波を「始まりの国」とする視座から、失われた原初祝詞を再構築する試みである。
鮎喰川の清流、神山の霧、翡翠の青き光、そして忌部の祭祀。それらは偶然ではなく、古層信仰の断片かもしれない。
もし阿波に高天原の原像があったならば、そこには大和以前の祝詞が響いていたはずだ。本書は、その“響き”を追う旅である。
■章構成(20章)
第一章 祝詞とは何か
祝詞の構造と言霊思想の基礎。
第二章 国家祝詞以前の世界
中央集権以前の地域祭祀。
第三章 阿波という特異な地
地理・水源・山岳信仰。
第四章 忌部氏と祭祀の源流
麻・玉・鏡と創造儀礼。
第五章 鮎喰川と水の祝詞
源流信仰の復元。
第六章 翡翠と魂の象徴
翡翠=命の核という思想。
第七章 勾玉の形に宿る宇宙
円環思想と霊的循環。
第八章 神山と高天原原像
山岳高天原説。
第九章 奴奈川姫と水の巫女王
女性祭祀と玉文化。
第十章 阿波高天原祝詞(創作一)
原初型祝詞本文。
第十一章 源流鎮魂祝詞
水と国土安定の祈り。
第十二章 翡翠生成祝詞
石に命を宿す言葉。
第十三章 剣山神域祝詞
天と地を結ぶ山の詞。
第十四章 国譲り以前の祈り
出雲以前の神観念。
第十五章 音の構造と言霊設計
祝詞のリズム解析。
第十六章 阿波祝詞と大和祝詞の比較
政治化される祈り。
第十七章 失われた理由
中央集権と祭祀統合。
第十八章 再生する祝詞
現代に響かせる方法。
第十九章 阿波祝詞全文復元
完成版・完全創作祝詞。
第二十章 始まりの国の未来
言霊文化の再興。
