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『つば九郎という革命』 ―― 毒舌マスコットが変えたプロ野球文化史 ――(電子本)

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『つば九郎という革命』 ―― 毒舌マスコットが変えたプロ野球文化史 ――(電子本)

■ 序文(立ち読み用)

1994年、東京・神宮の空に一羽のツバメが舞い降りた。その名は、つば九郎。東京ヤクルトスワローズの公式マスコットとして誕生したその存在は、当初は数ある球団マスコットの一つに過ぎなかった。

しかし彼は、やがて“しゃべらない”という制約を逆手に取り、ボードに言葉を書くという独自の表現手法を編み出す。そこから、プロ野球界に前例のない「毒舌エンターテインメント」が始まった。

つば九郎は、単なる応援キャラクターではない。試合前の緊張をほぐし、敗戦の重苦しさを笑いに変え、選手や監督さえも軽妙にいじる。

契約更改という名の公開交渉を行い、時事ネタを交え、ファンとの距離を限りなく縮めてきた。

その舞台は、長年ホームとしてきた明治神宮野球場。神宮という自由な空気が、彼を唯一無二の存在へと育てたのである。

本書は、つば九郎という存在を通して、日本プロ野球の変化と成熟を描く試みである。マスコットの歴史であり、球団文化の物語であり、そして「笑い」が持つ力の記録でもある。

なぜ彼は30年以上愛され続けているのか。その答えは、言葉と沈黙のあいだにある。

■目次: 章一覧(20章構成)

第1章 1994年、神宮に舞い降りた一羽
誕生の背景と球団の狙い。

第2章 ツバメという象徴
スワローズと燕の意味。

第3章 無口なマスコット時代
登場初期の試行錯誤。

第4章 フリップ芸の誕生
言葉を書くという革命。

第5章 毒舌という武器
ブラックユーモアの哲学。

第6章 神宮文化の中で育つ
自由な球場空間との相性。

第7章 契約更改という名物
マスコットが年俸を語る衝撃。

第8章 選手との距離感
いじりと信頼の関係性。

第9章 低迷期を支えた笑い
苦しい時代の存在価値。

第10章 優勝と歓喜の瞬間
歓声の中心にいたつば九郎。

第11章 SNS時代の拡散力
デジタル時代のスター化。

第12章 炎上と紙一重
攻め続けるリスク。

第13章 ブランド化する存在
グッズと経済効果。

第14章 “中の人”という職人技
語られないプロフェッショナリズム。

第15章 ファンとの絆
長年愛される理由。

第16章 マスコット界への影響
他球団への波及。

第17章 名言と迷言
時代を映した言葉たち。

第18章 伝説エピソード集
神宮で生まれた名場面。

第19章 30周年の意味
継続と進化の軌跡。

第20章 つば九郎という哲学
笑いは、最強のコミュニケーション。

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