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『王にならなかった王 ― 大国主物語 ―』― 支配を選ばず、調和を選んだ神の真実 ―(電子本)

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『王にならなかった王 ― 大国主物語 ―』― 支配を選ばず、調和を選んだ神の真実 ―(電子本)


序文(立ち読み用))

日本神話には、不思議な王がいる。国を造り、民を救い、数々の試練を乗り越えながら、最後にはその国を自ら手放した神――大国主である。

『古事記』と『日本書紀』は、彼の物語を「国譲り」というかたちで記した。だが、それは敗北の物語なのだろうか。

もしそうであるなら、なぜ彼は今日まで「縁結びの神」「国造りの神」として人々に敬われ続けているのか。

大国主は、武力で支配する王ではなかった。彼は和合を選び、再生を選び、そして最後には“見えない王”となった。

本書は、大国主を「敗者」ではなく、「王にならなかった王」として読み直す試みである。

そこに見えるのは、日本という国の原型に潜む、支配なき統治の思想である。

目次:章構成(全20章)

第1章 葦原中国の主
混沌の地を整えた若き神の登場。

第2章 八十神との争い
兄弟神との確執に見る試練と再生。

第3章 根の国への旅
死と再生の象徴としての黄泉体験。

第4章 須佐之男の試練
須佐之男命との対峙と継承。

第5章 国造りの始まり
医療・農耕・交易の神としての役割。

第6章 少彦名との協働
小さき神との共同統治思想。

第7章 見えない王権
武力ではなく祭祀による支配。

第8章 葦原中国の成熟
繁栄の裏にあった緊張関係。

第9章 高天原の使者
天の神々の要求とその意味。

第10章 建御雷の来訪
武神との象徴的対峙。

第11章 沈黙の決断
戦わなかった理由。

第12章 国譲りの条件
王を超える王の選択。

第13章 出雲という聖域
神在月に象徴される神権。

第14章 敗北ではない転身
王から祭祀王へ。

第15章 天孫降臨の裏側
瓊瓊杵尊との構図。

第16章 国家神話としての再編
ヤマト王権による神話編集。

第17章 出雲勢力の記憶
歴史的背景と古代政治。

第18章 王にならなかった哲学
支配より調和という思想。

第19章 阿波との接点
海部・忌部伝承との可能性。

第20章 現代への問い
なぜ今、大国主なのか。

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