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『古代阿波の薬草と神々』 ― 神の山に生きた命の知恵 ―(電子本)

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『古代阿波の薬草と神々』 ― 神の山に生きた命の知恵 ―(電子本)

序文(立ち読み用)

阿波の地は古くから神々が降り立つ国と語られてきました。剣山の深い森、鮎喰川や那賀川の清らかな流れ、霧の立つ谷や岩の隙間には、数えきれないほどの草が芽吹いています。

古代の人々はそれらの草を単なる野草とは考えず、神が人に授けた命の恵みとして大切にしてきました。病に苦しむ者が出ると、人々は山へ入り、神に祈りを捧げながら薬草を採りました。

苦い草は体の毒を抜き、香りのある草は心を鎮め、力強い根を持つ草は弱った体を支えると信じられていました。こうした薬草の知恵は文字に書かれる前から人々の暮らしの中で受け継がれ、山と共に生きる文化として根付いていきました。

阿波の山々に残る薬草の伝承は、自然と神々と人が共に生きていた古代の世界を今に伝える貴重な記憶でもあります。本書では、古代阿波における薬草と神々の関係を神話的な視点から辿りながら、山と人が紡いできた命の知恵を探っていきます。

目次:20章構成

第一章 神々が降りる山
阿波の山々が神の山として信じられてきた背景。

第二章 大地に宿る命の草
山と川が育てた薬草の自然環境。

第三章 神の恵みとしての薬草
古代人が薬草を神の贈り物と考えた理由。

第四章 山へ入る祈りの作法
薬草を採る前に行われた祈りと習慣。

第五章 苦い草の力
体の毒を抜く草の役割と古代の知恵。

第六章 香りの草と心の安らぎ
精神を整える薬草の意味。

第七章 根に宿る命の力
根を用いた滋養の薬草文化。

第八章 川辺に生きる薬草
清流のそばに育つ草の利用。

第九章 岩陰の小さな薬
山の岩場に生える薬草の伝承。

第十章 剣山の薬草伝説
剣山と薬草の神話的な結びつき。

第十一章 山人の知恵
山に生きた人々が守った薬草の知識。

第十二章 修験者と薬草
山岳修行と薬草文化の関係。

第十三章 神事と薬草
祭祀で用いられた植物の意味。

第十四章 忌部の民と自然の力
古代阿波の祭祀氏族と薬草の関係。

第十五章 季節と薬草の力
薬草が最も力を持つ時期。

第十六章 山と人の共生
自然を守りながら生きる古代の思想。

第十七章 神話に残る草の記憶
神話の中に現れる植物の象徴。

第十八章 失われた古代医術
文字に残らなかった薬草文化。

第十九章 現代に残る山の薬草
今も阿波の山に残る自然の恵み。

第二十章 神の草が伝える未来
古代の知恵が現代に語りかけるもの。

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