「魏志倭人伝」に記された邪馬台国とは(電子本)
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「魏志倭人伝」に記された邪馬台国とは(電子本)
序文(立ち読み用)
『魏志倭人伝』に記された邪馬台国は、日本古代史において最も有名で、最も謎に満ちた存在の一つです。
女王卑弥呼が治め、多くの国々を従え、中国の魏へ使者を送り正式な称号を受けたとされるこの国は、日本列島における国家形成の原点を考えるうえで欠かせない重要なテーマです。
しかし、その所在地はいまだ決着していません。九州説、畿内説、さらには各地の地域説まで、長年にわたり論争が続いています。
なぜ卑弥呼は共立されたのか。鬼道とは何だったのか。邪馬台国はその後どうなったのか。
本書では、『魏志倭人伝』の原文記録を土台に、卑弥呼の人物像、外交戦略、古代社会の姿、狗奴国との対立、考古学成果、所在地論争までをわかりやすく解説します。
邪馬台国とは単なる古代の幻の王国ではなく、日本という国の始まりを映す鏡でもあります。
第1章 邪馬台国とは何か
中国史書に登場する女王国の全体像と歴史的価値を明らかにする。
第2章 魏志倭人伝とは何か
邪馬台国を伝える最重要史料の成立背景と内容を読み解く。
第3章 卑弥呼の登場
倭国大乱の中で共立された女王誕生の理由を探る。
第4章 鬼道とは何か
卑弥呼の権威を支えた祭祀と呪術的支配の実像に迫る。
第5章 倭国大乱
古代倭国で起きた争乱と統一への流れを考察する。
第6章 魏との外交
卑弥呼が魏へ使者を送り親魏倭王となった意味を解説する。
第7章 銅鏡百枚の謎
魏から贈られた銅鏡に込められた政治的価値を探る。
第8章 邪馬台国への道程
方角と距離の記録から所在地論争の核心を読む。
第9章 九州説の根拠
北部九州に邪馬台国を求める説の強みを整理する。
第10章 畿内説の根拠
奈良盆地周辺説が有力視される理由を検証する。
第11章 阿波説の視点
阿波地方と邪馬台国を結ぶ独自の論点を紹介する。
第12章 邪馬台国の都
王宮、市場、祭祀空間など都の姿を想像する。
第13章 倭人の暮らし
農耕、漁労、衣食住など古代人の生活文化を見る。
第14章 狗奴国との対立
邪馬台国に対抗した勢力との緊張関係を探る。
第15章 卑弥呼の死
女王の最期と巨大な墓の記録を検証する。
第16章 台与の継承
卑弥呼亡き後に立てられた少女王の意味を考える。
第17章 邪馬台国のその後
歴史から消えた王国の行方と後継勢力を探る。
第18章 考古学が語る真実
遺跡、鏡、墳墓など出土品から実像へ迫る。
第19章 なぜ決着しないのか
邪馬台国論争が続く理由を整理する。
第20章 日本の始まりとしての邪馬台国
現代へ続く国家形成の原点として再評価する。
