ダビデの箱と阿波剣山 ― 失われた聖櫃は剣山へ運ばれたのか ―(電子本)
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ダビデの箱と阿波剣山 ― 失われた聖櫃は剣山へ運ばれたのか ―(電子本)
序文(立ち読み用)
世界史には、時代を超えて人々を魅了する「失われた秘宝」の物語が存在する。その中でも最も有名なもののひとつが、古代イスラエル王国の聖なる宝物、契約の箱である。
十戒の石板を納めたとされ、王たちが守護し、民衆が畏れ敬った神聖なる箱は、ある時代を境に歴史から姿を消した。
その行方については、エチオピア説、中東地下神殿説、欧州流出説など、世界各地で数多くの仮説が語られてきた。しかし日本には、それらに劣らぬ大胆な伝説が残されている。四国・徳島県の霊峰 剣山 に、ダビデの箱が運ばれたという説である。
なぜ世界宗教史に名を残す秘宝が、日本の山深い地に結びついたのか。そこには山岳信仰、阿波神話、古代渡来文化、そして近代人のロマンが複雑に交差している。
本書は、伝説を盲信するための一冊ではない。歴史・神話・地理・民俗・心理の視点から、剣山伝説の真相に迫る知的探究書である。
真実は地下に眠るのか。それとも、人々の想像力こそが最大の宝なのか。阿波剣山に秘められた謎の扉を、今こそ開く。
第一章 契約の箱とは何か
聖書に記された聖櫃の正体を解説する。
第二章 ダビデ と聖なる箱
ダビデ王と箱の深い関係を見る。
第三章 消えた秘宝
契約の箱が歴史から消えた理由を追う。
第四章 世界の行方説
各地に残る伝説と保管説を比較する。
第五章 日本に現れた剣山説
なぜ 剣山 が候補地となったのか。
第六章 剣山という霊峰
信仰の山としての歴史を探る。
第七章 阿波神話との接点
徳島に残る始まりの国伝承を見る。
第八章 古代イスラエル来訪説
日本との接点はあったのか検証する。
第九章 地名と言葉の共通点
類似説の真偽を冷静に考える。
第十章 剣山調査隊の記録
近代探索の歴史を紹介する。
第十一章 地下遺構の噂
人工構造物説を検討する。
第十二章 山と秘宝伝説
なぜ山に宝が隠されるのか。
第十三章 阿波と渡来文化
外来文化流入の痕跡を探る。
第十四章 神宝との共通性
日本神話の宝物と比較する。
第十五章 剣山と古史古伝
近代文献との関係を読む。
第十六章 観光とロマン
伝説が地域へ与えた力を見る。
第十七章 学術的検証
考古学から見た問題点を整理する。
第十八章 なぜ信じられるのか
人間心理から秘宝伝説を読む。
第十九章 阿波が持つ磁力
なぜ徳島なのかを考える。
第二十章 真実はどこに
史実と夢想の境界を問う。
