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釈迦と仏教と空海 ―― 悟りの源流から弘法大師の密教まで ――(電子本)

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釈迦と仏教と空海 ―― 悟りの源流から弘法大師の密教まで ――(電子本)

■序文(立ち読み用)

仏教とは、ただ仏を拝むためだけの教えではない。人はなぜ苦しむのか、なぜ迷うのか、そしてどのように生きれば心は静まり、深い安らぎへ向かうのか。

その問いに正面から向き合ったのが釈迦であった。釈迦は古代インドに生まれ、老い、病、死という避けられない現実を見つめ、王子としての暮らしを捨てて出家した。

そして長い修行の末、人間の苦しみの根にある執着と無明を見抜き、悟りの道を開いた。
その教えは仏教となり、インドから中国、朝鮮半島を経て日本へ伝わった。日本では寺院、仏像、祈り、葬送、文化、芸術、思想に深く根づき、人々の心を支え続けてきた。

そして平安時代、その仏教を宇宙的な密教思想として受け止め、日本に大きく花開かせた人物が空海である。

空海は弘法大師として知られ、唐で真言密教を学び、高野山を開き、「この身のまま仏に近づく」という即身成仏の道を示した。

本書では、釈迦の悟り、仏教の広がり、そして空海が築いた真言密教の世界を、わかりやすくたどっていく。

釈迦と空海は時代も国も違う。しかし二人に共通するのは、人間の苦しみを見つめ、その先にある光を求めたことである。

第1章 釈迦とは何者か
古代インドに生まれた釈迦の生涯と、仏教が始まる前の時代背景をたどる。

第2章 王子シッダールタの苦悩
何不自由ない暮らしの中で、釈迦が老い、病、死に深く悩んだ理由を考える。

第3章 出家という大きな決断
家族も地位も捨て、真理を求めて修行の道へ入った釈迦の覚悟を描く。

第4章 苦行から悟りへ
厳しい苦行では真理に至れないと知った釈迦が、中道の教えへ進む過程を解説する。

第5章 菩提樹の下の悟り
釈迦が悟りを開いたとされる場面から、仏教の核心となる智慧を読み解く。

第6章 四苦八苦とは何か
生老病死をはじめ、人間が避けられない苦しみを仏教はどう見たのかを説明する。

第7章 四諦と八正道
苦しみの原因と、それを越えるための正しい生き方を示した基本教説を学ぶ。

第8章 無常という世界観
すべては変わり続けるという仏教の大切な考え方を、日常生活に結びつけて考える。

第9章 執着を手放す教え
苦しみの根にある欲望やこだわりを、仏教がどのように見つめたのかを解説する。

第10章 仏教はどのように広がったか
釈迦の教えが弟子たちによって伝えられ、インドからアジアへ広がった流れを追う。

第11章 日本に伝わった仏教
日本へ仏教が伝来し、神道や日本文化と結びついていった歴史を紹介する。

第12章 仏像と寺院の意味
仏像や寺院はなぜ生まれたのか。信仰の形としての仏教文化を読み解く。

第13章 空海とは何者か
弘法大師として知られる空海の生涯と、日本仏教に残した大きな足跡をたどる。

第14章 若き日の空海と求道

学問と出世の道を離れ、空海がなぜ仏教へ向かったのか、その心の転機を描く。

第15章 唐への旅と密教との出会い
命がけで唐へ渡った空海が、師・恵果から真言密教を授かった奇跡の出会いを解説する。
第16章 真言密教とは何か
大日如来、真言、印、曼荼羅など、空海が伝えた密教の基本をわかりやすく紹介する。

第17章 即身成仏の思想
人は死後ではなく、この身のまま仏に近づけるという空海の革新的な教えを考える。

第18章 高野山という聖地
空海が開いた高野山に込められた祈り、宇宙観、修行の意味を読み解く。

第19章 釈迦と空海の共通点
釈迦と空海は何を求め、何を人々に伝えようとしたのか。その精神のつながりを見る。

第20章 現代に生きる仏教の智慧
迷い、不安、孤独の多い現代において、釈迦と空海の教えがどのように役立つのかを考える。

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