すでに発見されていた卑弥呼の気延山古墳の阿波翡翠勾玉! ― 阿波邪馬台国説の極めと、女王の玉が語る始まりの国の記憶 ―(電子本)
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すでに発見されていた卑弥呼の気延山の阿波翡翠勾玉! ― 阿波邪馬台国説の極めと、女王の玉が語る始まりの国の記憶 ―(電子本)
■序文
邪馬台国はどこにあったのか。この問いは、長く日本古代史最大の謎として語られてきた。
九州説、畿内説、さまざまな説が唱えられてきたが、その中で阿波という地は、十分に語り尽くされてきたとは言いがたい。
しかし、阿波の山河、神社、古墳、祭祀伝承、そして翡翠勾玉の存在を重ねて見つめると、そこには単なる地方史では片づけられない深い古代の記憶が浮かび上がる。
本書が注目するのは、阿波気延山に結びつく翡翠勾玉である。勾玉は、古代において単なる装飾品ではなかった。
王権を示し、巫女の霊力を宿し、神と人を結ぶ聖なる玉であった。とくに翡翠の緑は、生命、再生、永遠、神威を象徴する特別な色であり、女王卑弥呼の祭祀王権を考えるうえで極めて重要な意味を持つ。
もし、卑弥呼の霊的王権を示す翡翠勾玉が、すでに阿波気延山の地で発見されていたとすれば、邪馬台国論争の見方は大きく変わる。
阿波は周辺ではなく、中心であったのではないか。気延山はただの山ではなく、古代祭祀と王墓の記憶を秘めた聖地であったのではないか。
本書は、阿波邪馬台国説の極めとして、卑弥呼、気延山、阿波翡翠勾玉を一本の線で結び、日本古代史のもう一つの扉を開いていく。
第一章 阿波邪馬台国説とは何か
邪馬台国を阿波に見る視点を整理し、従来の九州説・畿内説では見落とされてきた阿波の重要性を示す。
第二章 卑弥呼という巫女王
卑弥呼を単なる女王ではなく、祭祀と政治を一体で司った巫女王として読み解く。
第三章 勾玉はなぜ王権の証なのか
古代の勾玉が装飾品ではなく、神聖な権威と祈りを象徴する霊具であったことを考える。
第四章 翡翠が持つ古代の力
翡翠の緑が生命、再生、永遠を象徴し、古代祭祀において特別視された理由を述べる。
第五章 阿波翡翠という存在
阿波の地に残る翡翠文化を見つめ、阿波が玉文化の重要な拠点であった可能性を探る。
第六章 気延山という聖なる山
気延山周辺に重なる古墳、神社、祭祀伝承を通して、この地が古代阿波の聖域であったことを考察する。
第七章 すでに発見されていた翡翠勾玉
阿波気延山に結びつく翡翠勾玉を、卑弥呼王権の痕跡として読み解く。
第八章 卑弥呼の玉はなぜ阿波にあるのか
卑弥呼の祭祀王権と阿波の神聖地形を重ね、勾玉が阿波に存在する意味を考える。
第九章 気延山古墳群と女王の記憶
気延山周辺の古墳文化を、卑弥呼の時代と重ねながら、王墓伝承の可能性を探る。
第十章 鬼道と玉の祭祀
卑弥呼が用いたとされる鬼道を、呪術ではなく、神・玉・山・太陽を結ぶ祭祀体系として読む。
第十一章 阿波の神社伝承と邪馬台国
阿波に残る神社伝承を手がかりに、古代王権と神話のつながりを明らかにする。
第十二章 阿波と出雲を結ぶ玉文化
勾玉文化が阿波から各地へ広がった可能性を踏まえ、阿波と出雲の古代的な関係を見る。
第十三章 翡翠勾玉が語る女王の祈り
翡翠勾玉を卑弥呼の祈りの器としてとらえ、女王が民を導いた精神的な力を描く。
第十四章 九州説・畿内説では見えないもの
従来の邪馬台国論争では見落とされがちな、阿波の祭祀性と玉文化の深さを指摘する。
第十五章 始まりの国・阿波
阿波を日本神話と古代王権の出発点として見直し、邪馬台国との接点を探る。
第十六章 卑弥呼と天照大神の影
卑弥呼の姿を、太陽信仰と女神信仰の中に重ね、阿波に残る神話的記憶を考える。
第十七章 気延山に眠る王権のしるし
気延山を女王王権の聖地として見つめ、翡翠勾玉が示す象徴的意味を深める。
第十八章 阿波翡翠勾玉は何を証明するのか
この勾玉が、阿波邪馬台国説においてどのような鍵となるのかを整理する。
第十九章 女王の玉が現代に語るもの
古代の勾玉を現代人が見つめる意味を考え、阿波の歴史資産としての価値を述べる。
第二十章 阿波邪馬台国説の極め
卑弥呼、気延山、阿波翡翠勾玉を結び、本書全体の結論として阿波邪馬台国説の核心を示す。
