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阿波の銅・銀・金の伝説の物語 ― 剣山の奥に眠る三つの光 ―(電子本)

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阿波の銅・銀・金の伝説の物語 ― 剣山の奥に眠る三つの光 ―(電子本)

序文(立ち読み用)

阿波の山々には、古くから不思議な光の伝説が残されている。赤く燃える銅、月のように澄む銀、太陽のごとく輝く金。

それらは単なる鉱物ではなく、神々に捧げられた宝であり、古代阿波の人々が大地から授かった聖なる恵みであった。

剣山の峰、神山の谷、鮎喰川の流れ。その地には、石英の中に眠る金粒、山肌に隠れた銅脈、月明かりのように語られる銀の記憶がある。

古代人は山を神と見なし、川を命の道とし、石の中に宿る光を神のしるしとして大切にしてきた。

銅は祭器となり、銀は祈りとなり、金は王と神話を結ぶ輝きとなった。阿波の大地に眠る三つの光は、いまもなお古代の声を秘めている。

本書は、阿波に伝わる銅・銀・金の物語を、神話、鉱山伝説、古代祭祀、川原の探石ロマンとともにたどる一冊である。

大地の奥に眠る光を追えば、そこには忘れられた阿波古代史の扉が開かれていく。

第1章 阿波に眠る三つの光
銅・銀・金が阿波の大地に残した伝説を描く。

第2章 剣山と鉱物神話
聖山・剣山に秘められた金属伝承を探る。

第3章 神山の谷に光る金
神山に残る金山伝説と黄金の記憶。

第4章 鮎喰川の砂金物語
川底に眠る小さな黄金と探石のロマン。

第5章 石英に宿る金粒
白い石の中に輝く金の神秘を語る。

第6章 赤き銅の山
阿波の山肌に眠る銅脈と古代人の知恵。

第7章 銅は神具となった
銅が祭器、鏡、道具へ変わる物語。

第8章 銅鏡に映る阿波
鏡に宿る太陽信仰と王権の秘密。

第9章 銀の月光伝説
阿波の山に語られる銀の静かな物語。

第10章 銀を運んだ古代の道
銀が人と村をつないだ交易の記憶。

第11章 山師たちの目
鉱脈を読む者たちの技と伝承を描く。

第12章 火の神と金属
鉱石を焼き、金属を得た古代技術。

第13章 忌部と金属の祈り
阿波忌部が神に捧げた宝と祭祀の世界。

第14章 鬼籠野と山の秘密
鬼伝説の奥に隠れた鉱山の記憶を探る。

第15章 金を求めた古代人
黄金を神聖な力と見た人々の心。

第16章 銀の涙、銅の血
金属を巡る争いと悲しみの伝説。

第17章 失われた鉱山
地図から消えた阿波の金銀銅山を追う。

第18章 大地の宝を読む
石、川、山肌から鉱物のサインを探る。

第19章 阿波古代史の光
銅・銀・金が照らす古代阿波の姿。

第20章 伝説は今も輝く
現代へ続く探石、鉱物ロマン、阿波の夢。

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