秀真伝が語る。神々の世界を開いた根源神の謎 ―(電子本)
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秀真伝が語る。神々の世界を開いた根源神の謎 ―(電子本)
序文(立ち読み用)
『ホツマツタヱ(秀真伝)』を読み解いていくと、『古事記』や『日本書紀』とは少し異なる壮大な世界観が姿を現す。
その根底に存在するのが、「アメノミオヤカミ」と呼ばれる根源的な神である。
天地もなく、太陽も月もなく、人も国も存在しなかった始まりの世界。
そこから天と地が分かれ、生命が生まれ、やがてクニトコタチをはじめとする神々の時代へとつながっていく。
秀真伝の魅力は、単に神々の名前を並べた神話ではないところにある。
宇宙の誕生、陰陽、生命、人間、国づくり、言葉、そして人が自然と調和して生きる道まで、一つの大きな思想として描かれている。
本書では、その始まりに立つアメノミオヤカミとは何者なのかを中心に、秀真伝が伝える天地創造と神々の世界をわかりやすくたどっていく。
これは神話なのか、古代人の宇宙観なのか、それとも失われた思想の記憶なのか。
秀真伝の最も深い世界へ入ってみよう。
第1章 アメノミオヤカミとは
秀真伝の世界観を理解する鍵となる根源的存在。その名前と位置づけから読み解く。
第2章 天地が生まれる前の世界
天も地も存在しない始まりの状態を、秀真伝はどのように捉えているのか。
第3章 「ア」から始まる宇宙
音と言葉を重視する秀真伝。その根底にある「ア」の意味を考える。
第4章 天と地が分かれた
軽いものと重いもの、陽と陰。天地形成に込められた古代の宇宙観を見る。
第5章 アメノミハシラの意味
天地の中心を貫く柱という発想から、古代人が考えた宇宙の秩序を探る。
第6章 太陽と月の誕生
光と陰、昼と夜。天体の誕生が神々の世界とどのようにつながるのか。
第7章 生命はどこから来たのか
宇宙の誕生から生命へ。秀真伝に流れる生命観を読み解く。
第8章 クニトコタチの登場
天地創造の後に現れるクニトコタチ。その役割と国づくりの始まりを追う。
第9章 トコヨの国
神々が築こうとした理想の国とは何だったのか。トコヨという言葉から考える。
第10章 アメカミの時代
秀真伝に描かれる統治者「アメカミ」。神話と古代政治の境界を探る。
第11章 神とは何者だったのか
秀真伝の「カミ」は超自然的存在だけなのか。人と神の関係を読み直す。
第12章 アワ歌と四十八音
秀真伝を代表するアワ歌。言葉・身体・宇宙を結びつける思想を見る。
第13章 フトマニと宇宙の法則
古代文字とされる図象体系から、天地と人間を一体として見る思想を探る。
第14章 陰と陽が生み出す世界
男女、昼夜、天地など、二つの力の調和によって世界が成り立つという考え方。
第15章 人は天地の中に生きる
自然を支配するのではなく、天地の巡りの中で生きるという秀真伝の人間観。
第16章 アマテルへ続く神々
創世の物語からアマテルの時代へ。神々の系譜がどのようにつながっていくのか。
第17章 古事記・日本書紀との違い
記紀の天地開闢と秀真伝の世界観を比較し、それぞれの特徴を整理する。
第18章 なぜ根源神は知られなくなったのか
アメノミオヤカミという名前が広く知られていない理由を、伝承史の視点から考える。
第19章 神話か、それとも古代思想か
秀真伝を歴史資料として断定せず、その物語に残された思想的価値を検討する。
第20章 アメノミオヤカミが伝えるもの
天地、人、自然、言葉。そのすべてを一つにつなぐ秀真伝の世界観から現代へのメッセージを考える。
