空海死す!高野山に残された最期の謎と、今も生き続ける弘法大師伝説(電子本)
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空海死す!高野山に残された最期の謎と、今も生き続ける弘法大師伝説(電子本)
序文(立ち読み用)
弘法大師・空海は、日本仏教史に大きな足跡を残した人物である。
真言密教を日本に伝え、高野山を開き、東寺を拠点として多くの人々を導いた。
承和2年、835年。空海は高野山でその生涯を終えたと伝えられる。
しかし真言宗では、空海は単に死んだのではなく、今も高野山奥之院で瞑想を続けていると信じられてきた。これが「入定」である。
空海は死を予感していたのか。なぜ高野山を最期の地に選んだのか。
そして、なぜその死は「今も生きている」という伝説へと変わったのか。
本書では、空海の誕生から唐への留学、高野山開創、晩年、入定、そして現在まで続く弘法大師信仰をたどりながら、「空海死す」の意味に迫る。
第1章 空海という天才
讃岐に生まれた青年・空海。その類まれな才能と生涯の始まりをたどる。
第2章 山岳修行の日々
若き空海は山へ入り、厳しい修行を重ねながら自らの道を探した。
第3章 唐へ渡った空海
空海は命懸けで海を渡り、世界都市・長安へ向かった。
第4章 恵果との出会い
密教の高僧・恵果との出会いが、空海の運命を大きく変えた。
第5章 日本へ持ち帰った密教
空海は経典や曼荼羅、法具とともに密教の教えを日本へ持ち帰った。
第6章 高野山を求めて
空海は修行の聖地を求め、高野山を密教の根本道場として開いていく。
第7章 東寺と空海
東寺を与えられた空海は、都でも真言密教を広めていった。
第8章 人々を救った空海
教育や社会事業など、空海には人々を救った数多くの伝承が残る。
第9章 四国に残る足跡
故郷・四国には、空海にまつわる寺や霊場、伝説が数多く残されている。
第10章 晩年の空海
大きな事業を成し遂げた空海にも老いが訪れ、最期の日々が近づいていく。
第11章 死を悟った空海
空海は自らの死期を知っていたとも伝えられる。その晩年の姿を追う。
第12章 承和二年三月二十一日
835年3月21日、空海は高野山で生涯を閉じたと伝えられている。
第13章 空海は死んでいない
空海の死は「入定」と呼ばれ、今も瞑想を続けていると信じられている。
第14章 奥之院の御廟
高野山奥之院には空海の御廟があり、現在も多くの人が祈りを捧げる。
第15章 今も届けられる食事
奥之院では現在も、空海へ食事を届ける「生身供」が続けられている。
第16章 弘法大師となった空海
死後、空海には「弘法大師」の名が贈られ、信仰の対象となっていった。
第17章 同行二人
四国遍路では、弘法大師と共に歩くという「同行二人」の信仰が今も残る。
第18章 全国に広がった空海伝説
井戸、温泉、寺院など、日本各地には数え切れないほどの空海伝説が残っている。
第19章 死を超えた空海
肉体は滅びても、弘法大師への信仰は千年以上にわたり受け継がれてきた。
第20章 空海死す、されど大師は生きる
一人の人間・空海は死んだ。しかし弘法大師は、人々の祈りの中で今も生き続けている。
