量子力学をめぐる2人の天才の激突!【アインシュタイン vs ボーア】 ― 世界の本質をめぐった世紀の論争 ―(電子本)
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量子力学をめぐる2人の天才の激突!【アインシュタイン vs ボーア】 ― 世界の本質をめぐった世紀の論争 ―(電子本)
序文(立ち読み用)
20世紀、物理学の世界を大きく揺さぶった「量子力学」。原子や電子という極小の世界では、私たちの日常の常識が通用しない。
粒子は波のように振る舞い、観測するまで状態が一つに決まらない――。この奇妙な理論をめぐって、二人の天才が真正面から激突した。
アルベルト・アインシュタインとニールス・ボーアである。
アインシュタインは「自然界には観測とは無関係な客観的な現実が存在する」と考え、量子力学はまだ完成していないと主張した。
一方のボーアは、量子世界では観測そのものを切り離して現実を語ることはできないと考えた。
「神はサイコロを振らない」と語ったとされるアインシュタイン。それに対し、量子力学を守り続けたボーア。二人の論争は単なる物理学の争いではない。
現在、量子コンピューターや量子通信の時代を迎え、二人が約100年前に議論した問題は再び重要になっている。
本書では、アインシュタインとボーアの世紀の対決を通して、量子力学最大の謎に迫る。
第一章 量子力学という革命
常識では説明できない原子の世界が姿を現す。
第二章 アインシュタインという天才
相対性理論で宇宙の常識を変えた男の思想を追う。
第三章 ボーアという天才
原子の世界に新しい物理学を築いた男に迫る。
第四章 光は波なのか粒なのか
量子力学誕生につながった最大の謎を探る。
第五章 アインシュタインも量子論を作った
量子論に大きく貢献した意外な事実を知る。
第六章 確率でしか分からない世界
電子の位置を正確に決められない量子世界を見る。
第七章 観測すると世界が変わる?
量子力学最大の不思議「観測問題」に迫る。
第八章 コペンハーゲン解釈
ボーアたちが考えた量子世界の姿を読み解く。
第九章 アインシュタインの反撃
「量子力学は完全ではない」と天才が挑戦する。
第十章 神はサイコロを振らない
偶然が宇宙を支配するという考えへの疑問を追う。
第十一章 ボーアはなぜ譲らなかったのか
量子力学を守り抜いたボーアの思想を探る。
第十二章 ソルベー会議の世紀の激突
世界最高の物理学者たちが量子力学を論じた舞台を見る。
第十三章 アインシュタインの思考実験
量子力学の矛盾を突こうとした巧妙な挑戦を追う。
第十四章 EPRパラドックス
遠く離れた粒子がつながる奇妙な現象に迫る。
第十五章 量子もつれという怪物
アインシュタインを悩ませた「不気味な遠隔作用」を見る。
第十六章 ベルの定理が世界を変えた
二人の論争を実験で確かめる道が開かれる。
第十七章 実験はどちらを支持したのか
現代物理学が到達した答えを分かりやすく解説する。
第十八章 アインシュタインは敗れたのか
単純な勝ち負けでは語れない論争の真実を考える。
第十九章 量子コンピューターへ
二人の論争が現代の最先端技術につながっていく。
第二十章 現実とは何なのか
アインシュタインとボーアが人類に残した最後の問い。
