石英から見つかる金の粒と水晶層を見つけよう! ― 山と川に残された「金の道」を読む ―(電子本)
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石英から見つかる金の粒と水晶層を見つけよう! ― 山と川に残された「金の道」を読む ―(電子本)
はじめに(立ち読み用)
白く輝く石英、透明な水晶、赤茶けた岩肌、川底に集まる黒砂。その一つ一つには、大地の内部を流れた熱水活動の痕跡が残されていることがある。
金は地下の熱水によって運ばれ、岩盤の割れ目に石英などとともに沈殿する場合があるため、石英脈や水晶を含む地層は金を探すうえで重要な手掛かりになる。
本書では、山の岩盤から川原の石まで、どこを見ればよいのか、何を手掛かりにすればよいのかを初心者にも分かりやすく紹介する。
石英があるから必ず金があるわけではない。しかし、石の色、形、鉱物の組み合わせ、川の流れを読み解けば、金に近づくための情報は確実に増えていく。
第一章 なぜ金は石英と一緒に見つかるのか
地下の熱水活動と、金が石英脈に沈殿する仕組みを知る。
第二章 石英脈とは何か
岩盤の割れ目を埋める白い筋が、どのように生まれたのかを見る。
第三章 水晶層を探す
水晶がまとまって見つかる場所と、その地質的な意味を考える。
第四章 白い石英だけを見てはいけない
赤、茶、黒など、石英周辺に現れる色の変化を手掛かりにする。
第五章 鉄さび色の岩に注目する
酸化鉄による褐色や赤色の変色が何を示すのかを読み解く。
第六章 黒い鉱物が混じる石英
石英の中や周辺にある黒色鉱物を観察し、鉱化の可能性を探る。
第七章 黄鉄鉱と金を見分ける
金色に光る粒を見つけたとき、見た目だけで判断しないための基本を学ぶ。
第八章 角ばった石英を追え
川原で角の残った石英を探し、その供給源が近い可能性を考える。
第九章 丸い石英が教えること
長く運ばれた石と近くから来た石の違いを、形から読み取る。
第十章 川原のどこに重い鉱物が集まるか
岩盤の割れ目、大石の裏、流れの弱い場所などを観察する。
第十一章 黒砂は重要なサイン
砂鉄などの重鉱物が集まる場所と、砂金探索との関係を知る。
第十二章 パンニングで確かめる
川砂の中から比重の大きい粒を選り分ける基本的な考え方を紹介する。
第十三章 上流へ石英を追跡する
川原の石をたどり、石英脈や露頭の供給源へ近づく方法を考える。
第十四章 谷と断層を見る
岩盤が割れ、熱水が通りやすかった場所を地形から推測する。
第十五章 水晶の形から地下を想像する
結晶の成長方向や晶洞の存在から、形成環境を読み取る。
第十六章 石英を割った内部を見る
外側だけでは分からない鉱物の入り方や変色を観察する。
第十七章 金らしい粒を見つけたら
ルーペ観察、展性、比重などを手掛かりに慎重に確認する。
第十八章 採取記録を残す
場所、石の特徴、地形、写真を記録し、次の探索につなげる。
第十九章 安全と採取ルール
落石、増水、私有地、採取禁止区域など、現地で守るべき基本を確認する。
第二十章 石英から「金の道」を読む
石英、水晶、黒砂、地形を総合し、自分なりの探索地図を作る。
