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神々の阿波神山!卑弥呼名誕生の謎 ― 魏志倭人伝の「真珠・青玉」と阿波邪馬台国説 ―(電子本)

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神々の阿波神山!卑弥呼名誕生の謎 ― 魏志倭人伝の「真珠・青玉」と阿波邪馬台国説 ―(電子本)

序文(立ち読み用)

徳島県神山町。山深いこの地には、神社、磐座、巨石、山岳信仰など、古代祭祀を思わせる痕跡が数多く残されている。

そして『魏志倭人伝』には、倭国について「真珠・青玉を出す」と読める記述がある。この「青玉」が何を意味するのかは現在も定説がない。しかし、阿波の鮎喰川流域や神山周辺に見られる多様な玉石文化を考えれば、無視できない一致にも見えてくる。

さらに謎なのが、邪馬台国の女王「卑弥呼」という名である。

「ヒミコ」とは、本当に人名だったのか。それとも「日の巫女」「日巫女」という祭祀者の称号だったのか。

本書では、阿波神山、真珠、青玉、翡翠、太陽信仰、女性祭祀者という複数の手掛かりをつなぎながら、「卑弥呼」という名がどのように誕生したのかを探っていく。

これは確定した歴史を語る本ではない。

しかし、魏志倭人伝の記述と阿波に残る土地の記憶を重ねたとき、これまでとは違う邪馬台国の姿が見えてくるかもしれない。

第一章 神々の土地・阿波神山

「神山」という地名に秘められた古代信仰の可能性を探る。

第二章 なぜ神山と呼ばれたのか

山そのものを神聖視した日本古来の山岳信仰から考える。

第三章 阿波に残る磐座信仰

巨石や岩を神の依代とした古代祭祀の世界を見る。

第四章 魏志倭人伝が伝える邪馬台国

卑弥呼と邪馬台国について記された基本史料を読み解く。

第五章 「真珠・青玉を出す」の謎

魏志倭人伝に登場する真珠と青玉の意味を考察する。

第六章 青玉とは何だったのか

翡翠、碧玉、その他の緑色石まで、その正体を探る。

第七章 阿波と翡翠文化

阿波に残る玉石文化と古代人との関係を考える。

第八章 鮎喰川と神山の石

神山から流れ下る川と、多様な鉱物・玉石の世界を見る。

第九章 真珠はどこから来たのか

海に面した阿波と真珠交易の可能性を探る。

第十章 山と海を結ぶ阿波

神山から吉野川、紀伊水道へ続く古代交通を考える。

第十一章 卑弥呼という名前の秘密

「卑弥呼」という漢字表記がどのように生まれたのかを探る。

第十二章 ヒミコは「日の巫女」なのか

太陽祭祀を担った女性という仮説を検証する。

第十三章 卑弥呼と鬼道

魏志倭人伝に記された「鬼道」と古代祭祀の関係を見る。

第十四章 女性祭祀者が国を治めた時代

なぜ邪馬台国では女性が王になったのかを考える。

第十五章 神山に太陽信仰はあったのか

山、太陽、祭祀を結びつける古代信仰を探る。

第十六章 翡翠は神への捧げ物だったのか

玉が権力と祭祀の象徴になった理由を読み解く。

第十七章 真珠と青玉を持つ女王

魏への献上品と卑弥呼の権威との関係を考察する。

第十八章 阿波邪馬台国説から見る神山

邪馬台国を阿波に置いた場合、神山が持つ意味を整理する。

第十九章 卑弥呼誕生の地は神山なのか

「日の巫女」が生まれた場所という大胆な仮説を検討する。

第二十章 神々の阿波神山、その謎は続く

真珠、青玉、翡翠、太陽、卑弥呼を一本の線として結び直す。

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