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若者の心が壊れていく ―「うつ病」が日常生活を奪う時代―(電子本)

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若者の心が壊れていく ―「うつ病」が日常生活を奪う時代―(電子本)

序文(立ち読み用)

高齢者の健康状態が改善する一方で、若い世代では、健康上の問題によって日常生活に支障を感じる人が増えている。

厚生労働省の「2025年国民生活基礎調査」を分析した報告によると、25~44歳では男女とも生活への影響が悪化傾向にあり、15~24歳も2019年以降、上昇へ転じている。若年層の通院理由では「うつ病やその他のこころの病気」が大きな割合を占めていた。

若者の不調は、本人の弱さだけで説明できるものではない。孤独、不安定な雇用、人間関係、SNS、将来への不安など、現代社会の構造そのものが心に影響している。本書では、若年層に広がる心の問題を、数字と生活の両面から考える。

第一章 若者の健康に異変

若年層の日常生活への影響が悪化している。

第二章 高齢層では改善傾向

65~84歳では生活への支障が減少している。

第三章 世代で分かれた健康動向

若者と高齢者で逆方向の変化が起きている。

第四章 「日常生活への影響」とは

仕事、学業、家事、外出などへの支障を考える。

第五章 25~44歳で進む悪化

働き盛りの世代が抱える健康問題を追う。

第六章 若者の通院が増えている

入院は減る一方、通院者の割合は上昇している。

第七章 最も気になる心の病気

若い男性では、うつ病などが通院症状の上位を占める。

第八章 女性にも広がる心の不調

若い女性が抱える不安と生活への影響を見る。

第九章 半数以上が生活に支障

心の病気を訴える人の51.9%が生活への影響を回答した。

第十章 働けない若者たち

意欲低下や疲労が就労継続を難しくする。

第十一章 学校へ行けない理由

不登校や休学の背景にある心の問題を考える。

第十二章 孤独が心を追い詰める

人とつながっていても孤独を感じる時代になった。

第十三章 SNS社会の光と影

比較、批判、承認欲求が心に与える影響を探る。

第十四章 将来が見えない不安

雇用、収入、結婚などへの不安が積み重なる。

第十五章 受診の増加は悪化だけか

相談しやすくなった可能性も含めて冷静に考える。

第十六章 見逃される初期症状

不眠、食欲低下、無気力などの変化に気づく。

第十七章 「頑張れ」が苦しめる

善意の励ましが本人を追い詰める場合もある。

第十八章 家族と職場にできること

否定せず話を聞き、専門機関へつなげる。

第十九章 若年期から守る健康寿命

健康寿命は高齢者だけの問題ではない。

第二十章 心の不調を隠さない社会へ

誰もが安心して助けを求められる社会を目指す。

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