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神仏習合の不思議!なぜ日本の神々は仏と結ばれたのか――神社と寺院に隠された祈りの歴史と謎!(電子本)

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神仏習合の不思議!なぜ日本の神々は仏と結ばれたのか――神社と寺院に隠された祈りの歴史と謎!(電子本)

序文(立ち読み用)

日本では、神社の境内に寺が建ち、寺院の守護神として神々が祀られてきた。神道と仏教は対立するだけでなく、長い歳月をかけて互いに結びつき、日本独自の信仰世界を生み出したのである。

天照大神は大日如来、八幡神は阿弥陀如来、熊野の神々は仏や菩薩の姿と重ねられた。神を仏の仮の姿と考える「本地垂迹説」は、なぜ生まれたのだろうか。そして明治時代の神仏分離によって、何が失われたのだろうか。

本書では、仏教伝来から神宮寺、修験道、権現信仰、廃仏毀釈までをたどり、神と仏が共に祀られた日本人の祈りの歴史を読み解いていく。

第一章 神仏習合とは何か

日本の神々と仏教が結びついた信仰の成り立ちと、その特徴を分かりやすく解説する。

第二章 仏教はどのように日本へ伝わったのか

古代日本に仏教が伝来した時代と、受け入れを巡る豪族たちの争いをたどる。

第三章 神は仏教を拒まなかったのか

外来の仏と日本古来の神が、対立から共存へ進んだ過程を考える。

第四章 神社の中に寺が建てられた

神を救うために建立された神宮寺と、神前で読まれた経典の意味を探る。

第五章 神にも救いが必要だった

神も迷いや苦しみを抱える存在とされた、古代の神身離脱思想を読み解く。

第六章 八幡神はなぜ仏教の守護神になったのか

八幡大菩薩の誕生と、国家・武士・寺院から信仰された理由を明らかにする。

第七章 神は仏の仮の姿だった

仏が人々を救うために神となって現れたとする、本地垂迹説の秘密に迫る。

第八章 天照大神と大日如来

伊勢神宮の天照大神が、密教の最高仏である大日如来と結びついた背景を探る。

第九章 空海と神仏習合

真言密教を開いた空海が、日本の神々をどのように受け入れたのかを考察する。

第十章 比叡山と山王権現

天台宗の守護神・山王権現を通して、寺院と神社の深い関係をたどる。

第十一章 熊野権現と浄土信仰

熊野三山が神と仏の聖地となり、多くの人々を引き寄せた理由を探る。

第十二章 春日大社と興福寺

藤原氏の氏神と氏寺が一体となった、春日信仰の歴史を読み解く。

第十三章 祇園の神と牛頭天王

疫病を鎮める異国の神・牛頭天王が、素戔嗚尊と結びついた謎に迫る。

第十四章 修験道は神道か仏教か

山岳信仰、密教、神道が融合して生まれた修験道と山伏の世界を紹介する。

第十五章 権現とは何者なのか

東照大権現をはじめ、神の名に付けられた「権現」という言葉の意味を解説する。

第十六章 神社に残る仏教の痕跡

鳥居、鐘楼、仏像、神宮寺跡など、現在も各地に残る神仏習合の記憶を訪ねる。

第十七章 寺院を守った日本の神々

寺院の境内に祀られた鎮守神が、どのような役割を果たしたのかを考える。

第十八章 明治政府が神と仏を分けた

神仏分離令が出された目的と、日本の信仰に起きた大きな変化をたどる。

第十九章 廃仏毀釈で失われたもの

仏像や寺院、古文書が破壊された廃仏毀釈と、その背景にあった社会の動きを検証する。

第二十章 日本人の心に生きる神と仏

初詣、墓参り、祭りなどに残る神仏習合から、日本人の祈りの本質を考える。

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