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瀬織津姫が告げる「日本の真実」とは?消された水の女神と、祓いの神に隠された古代信仰の謎!(電子本)

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瀬織津姫が告げる「日本の真実」とは?消された水の女神と、祓いの神に隠された古代信仰の謎!(電子本)

序文(立ち読み用)

瀬織津姫は、大祓詞にその名を残す祓いと浄化の女神である。しかし、『古事記』や『日本書紀』には、その姿がほとんど語られていない。

なぜ重要な神でありながら、神話の表舞台から消えたのだろうか。

川、滝、海、龍神、祓い、再生――各地に残る信仰をたどると、瀬織津姫の背後には、国家神話が成立する以前の古い水神信仰が見えてくる。

一部では天照大神の荒御魂、あるいは男性神と対になる女神とも考えられてきた。

本書では、大祓詞や神社伝承、古代の祭祀を手がかりに、瀬織津姫が象徴する「日本の真実」を探っていく。

ただし、後世の神道説や現代の解釈については、史実と伝承を区別しながら考察する。

第一章 瀬織津姫とは何者か

大祓詞に登場する瀬織津姫の役割と、祓戸四神の中で占める位置を解説する。

第二章 『古事記』と『日本書紀』にない女神

重要な祓いの神でありながら、記紀神話でほとんど語られない理由を考える。

第三章 大祓詞に残された瀬織津姫

罪や穢れを川から海へ運ぶ女神として、どのように描かれているのかを読み解く。

第四章 祓戸四神と浄化の仕組み

瀬織津姫、速開都比売、気吹戸主、速佐須良比売による祓いの流れをたどる。

第五章 川と滝に宿る水の女神

急流や滝に鎮まる神として信仰された背景と、日本人の水に対する畏敬を考察する。

第六章 瀬織津姫と龍神信仰

水を支配する龍神と瀬織津姫が結び付けられた理由を、各地の伝承から探る。

第七章 天照大神の荒御魂なのか

瀬織津姫を天照大神の荒御魂とする説は、どのように生まれたのかを検証する。

第八章 撞賢木厳之御魂天疎向津媛命

長い神名を持つ女神と瀬織津姫の関係を、神社伝承と後世の神道説から読み解く。

第九章 伊勢神宮に隠された女神の影

伊勢信仰の中に残された荒御魂と水神の性格から、瀬織津姫との接点を考える。

第十章 饒速日命と瀬織津姫

瀬織津姫を饒速日命と対になる女神とみる説を紹介し、その根拠と問題点を整理する。

第十一章 古代日本にあった男女一対の神

男性神と女性神が対となって世界を守るという、古代信仰の構造を探る。

第十二章 なぜ女性神は消されたのか

国家神話の形成とともに、地方の女神や古い水神が再編された可能性を考察する。

第十三章 地方神が国家神話へ組み込まれた時代

各地の神々が朝廷の神話体系に取り込まれ、名前や役割を変えていった過程を追う。

第十四章 神仏習合と瀬織津姫

仏教の広がりによって、瀬織津姫が弁財天や観音などと重ねられた可能性を探る。

第十五章 全国の神社に残る瀬織津姫

瀬織津姫を祀る神社や、別の神名で祀られたとされる伝承を紹介する。

第十六章 阿波の水神信仰との接点

剣山、吉野川、鮎喰川、神山の滝など、阿波に残る水の信仰との共通性を考える。

第十七章 剣山と浄化の女神

霊山・剣山に伝わる水源信仰や龍神信仰から、瀬織津姫につながる精神世界を探る。

第十八章 罪と穢れは何を意味するのか

古代日本における罪と穢れの意味を整理し、祓いが必要とされた理由を読み解く。

第十九章 瀬織津姫が告げる日本の真実

日本の原点は、権力者の歴史だけでなく、自然信仰、地方伝承、祭りの中にもある。

第二十章 水に流し、再び生きる

瀬織津姫の浄化と再生の教えを、現代を生きる私たちの心と暮らしに結び付ける。

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