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阿波の神社史と神話!古代祭祀から忌部・海部、剣山伝説まで!(電子本)

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阿波の神社史と神話!古代祭祀から忌部・海部、剣山伝説まで!(電子本)

序文(立ち読み用)

阿波国――現在の徳島県には、古代の記憶を伝える神社が数多く残されている。

阿波忌部の祖神を祀る大麻比古神社、天照大神の伝承を持つ上一宮大粟神社、海人族との関係が注目される海部郡の神社、そして剣山周辺に残る神秘的な祭祀と伝説。

これらを結びつけていくと、阿波が古代日本の祭祀、農業、航海、鉱物、織物文化に深く関わっていた可能性が見えてくる。

本書では、史料や神社の由緒を基礎としながら、地域に伝わる神話や異説も取り上げる。史実と伝承を区別しつつ、阿波の神社が何を守り、どのような記憶を現代へ伝えてきたのかを探っていく。

第一章 神社から読み解く阿波の古代史

神社の祭神、鎮座地、地名、祭礼を手がかりに、阿波の歴史を読み解く。

第二章 阿波国とはどのような国だったのか

粟国と長国という二つの地域から成立したとされる阿波国の成り立ちを探る。

第三章 阿波の神社以前にあった自然信仰

山、岩、滝、川、海などを神聖視した、古代の祭祀について考える。

第四章 式内社が伝える古代阿波

『延喜式神名帳』に記された阿波国の神社から、古代社会の姿をたどる。

第五章 阿波国一宮・大麻比古神社

阿波を代表する大麻比古神社の歴史と、地域で果たしてきた役割を紹介する。

第六章 大麻比古命と阿波忌部

麻や木綿を生産し、朝廷の祭祀に奉仕したとされる阿波忌部の系譜を追う。

第七章 天日鷲命と忌部神話

阿波忌部の祖神・天日鷲命にまつわる神話と、祭祀氏族としての姿を探る。

第八章 忌部神社をめぐる歴史

明治時代に起きた鎮座地をめぐる論争から、阿波忌部の記憶を考察する。

第九章 上一宮大粟神社と大宜都比売命

神山町に鎮座する古社と、食物を司る女神の神話を読み解く。

第十章 大宜都比売命は阿波の女神か

『古事記』に登場する大宜都比売命と、粟の国との深い関係を検討する。

第十一章 八倉比売神社と天照大神伝説

気延山周辺の古墳群と、八倉比売神社に伝わる神秘的な信仰を紹介する。

第十二章 阿波に残る天岩戸の伝承

神山や剣山周辺に残る天岩戸伝説と、記紀神話との共通点を探る。

第十三章 剣山は神々の山だったのか

修験道、山岳信仰、巨石祭祀などが重なる剣山の歴史と伝説を追う。

第十四章 阿波の高天原伝説

剣山周辺を高天原に比定する説について、地名と伝承から考察する。

第十五章 海部氏と海人族の神社

徳島県南部を拠点とした海部氏と、航海や漁労を守る神々との関係を探る。

第十六章 物部氏と阿波の神社

物部氏系の祭神や伝承から、阿波における武器・鉱物・祭祀文化を考える。

第十七章 金刀比羅神社と海上交通

海の安全を祈る信仰が、阿波の港や交易路へ広がった歴史をたどる。

第十八章 祭りに残された神話の記憶

神輿、神楽、獅子舞、農耕儀礼に受け継がれた古代信仰を読み解く。

第十九章 消された神々と神社の変遷

祭神の変更、合祀、社名の変化から、歴史の中で隠された信仰を探る。

第二十章 阿波の神社が伝える日本神話の原像

阿波の神社史を結び直し、日本神話の形成に阿波が果たした可能性を考察する。

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