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中国で一面も見つからない!卑弥呼が魏から贈られたはずの「百枚の鏡」の謎!(電子本)

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中国で一面も見つからない!卑弥呼が魏から贈られたはずの「百枚の鏡」の謎!(電子本)


『魏志倭人伝』は、魏の皇帝が卑弥呼に銅鏡百枚を贈ったと記す。しかし、卑弥呼の鏡とされる三角縁神獣鏡と同型の鏡は、中国では確認されていない。

なぜ日本だけから多数出土するのか。魏が特別に作らせたのか、日本で複製されたのか、それとも別の鏡だったのか。

本書は、銘文、製作技術、出土分布、古墳の年代を検証し、畿内・九州・阿波の説を比較。消えた百枚の鏡から、邪馬台国と古代日本誕生の謎に迫る歴史探究の一冊である。

序文(立ち読み用)

『魏志倭人伝』には、魏の皇帝が邪馬台国の女王・卑弥呼に「銅鏡百枚」を贈ったと記されている。ところが、その鏡と同じものは中国で一面も確認されていないとされる。

日本各地の古墳から出土する三角縁神獣鏡は、本当に魏から届いた鏡なのか。それとも日本で作られた権威の象徴だったのか。

鏡の銘文、製作技法、出土状況、年代、邪馬台国論争を通して、消えた百枚の鏡の謎を追う。


第1章 卑弥呼に贈られた銅鏡百枚

『魏志倭人伝』に記された魏から卑弥呼への贈り物を読み解く。

第2章 景初三年の朝貢

邪馬台国の使者が魏を訪れた時期と、その歴史的背景を探る。

第3章 「銅鏡百枚」という記録

百枚という数字は実数なのか、権威を示す表現だったのかを考える。

第4章 三角縁神獣鏡とは何か

日本各地の古墳から多数出土する大型鏡の特徴を紹介する。

第5章 なぜ中国で見つからないのか

三角縁神獣鏡と同型の鏡が、中国で確認されない理由を検討する。

第6章 魏鏡説の始まり

三角縁神獣鏡が卑弥呼の鏡と考えられるようになった経緯をたどる。

第7章 鏡に刻まれた「景初三年」

魏の年号を持つ鏡が、何を証明しているのかを考察する。

第8章 「正始元年」銘鏡の謎

魏の年号が刻まれた鏡の出土地と歴史的意味を探る。

第9章 中国製か日本製か

鋳造技術、文様、材質から三角縁神獣鏡の製作地を検証する。

第10章 日本で増え続ける鏡

記録の百枚を超える三角縁神獣鏡が出土している矛盾に迫る。

第11章 同じ鋳型から作られた鏡

同笵鏡の分布から、鏡が配られた仕組みを読み解く。

第12章 鏡を配った大和王権

古墳時代の支配者が鏡を利用して各地の豪族をまとめた可能性を探る。

第13章 卑弥呼の時代と古墳の年代

鏡が出土する古墳は、本当に卑弥呼の時代と一致するのかを検討する。

第14章 卑弥呼の墓に鏡はあるのか

箸墓古墳をはじめ、卑弥呼の墓とされる候補地を比較する。

第15章 鏡は外交品だったのか

百枚の鏡が外交上の贈答品として持っていた意味を考える。

第16章 魏が特別に作らせた鏡

日本向けの特注品だったため、中国には残らなかったという説を検証する。

第17章 渡来工人製作説

中国や朝鮮半島から来た技術者が、日本国内で鏡を作った可能性を探る。

第18章 阿波と銅鏡の秘密

阿波の銅生産、辰砂、海上交通と邪馬台国との関係を考察する。

第19章 阿波邪馬台国説から見る百枚の鏡

鏡の伝播経路と四国・阿波の古代勢力を独自の視点から読み解く。

第20章 百枚の鏡はどこへ消えたのか

三角縁神獣鏡とは別の鏡だった可能性も含め、謎の結論に迫る。

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