秀真伝の知られざる真実 ― 古代文字が語る神々の系譜と阿波に残された謎 ―(電子本)
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秀真伝の知られざる真実 ― 古代文字が語る神々の系譜と阿波に残された謎 ―(電子本)
本の説明
『秀真伝』は本当に後世の創作なのか。それとも記紀から消された古代日本の記憶なのか。
小笠原写本、太龍寺縁起の「秀真国」、阿波一宮とのつながりを手掛かりに、神々の系譜と阿波に残る知られざる謎へ迫る一冊。
序文(立ち読み用)
『秀真伝(ホツマツタヱ)』は、五七調の美しい言葉で天地開闢から神々、歴代天皇の物語を描いた全四十アヤの長編文献である。
記紀とは異なる神々の姿や古代日本の思想が記され、その成立をめぐって現在も議論が続く。
本書では、史料として確認できる事実と伝承・仮説を区別しながら、秀真伝に隠された世界と阿波との意外な接点を探っていく。
第1章 秀真伝とは何か
全四十アヤから成る秀真伝の構成と、五七調で記された物語の特徴を紹介する。
第2章 ホツマ文字の不思議
四十八文字から成る独自文字と、その形に込められた宇宙観や思想を考察する。
第3章 写本はどこから現れたのか
小笠原家に伝わった写本と、現存資料が確認された経緯をたどる。
第4章 二つの小笠原写本
長武本と長弘本の違いを整理し、失われた原本の存在を探る。
第5章 阿波一宮と小笠原氏
阿波一宮城主を務めた小笠原氏と、秀真伝伝承との接点を検証する。
第6章 太龍寺縁起の「秀真国」
「磯輪上秀真国是也」と伝える太龍寺縁起から、秀真国と阿波の関係を考える。
第7章 秀真国は阿波だったのか
地名、神社、祭祀、地形を手掛かりとして、阿波起源説の可能性を追究する。
第8章 二人の編纂者
前半を記したとされるクシミカタマと、後半を伝えたオオタタネコの役割を探る。
第9章 アマテル神の正体
秀真伝で男性神として描かれるアマテルと、記紀の天照大神との違いを読み解く。
第10章 瀬織津姫と十三人の妃
正后ムカツ姫と十二人の妃を通して、古代王権の知られざる姿を考察する。
第11章 スサノヲは乱暴者だったのか
記紀とは異なるスサノヲの成長と贖罪、そして英雄としての姿を紹介する。
第12章 オオナムチと古代出雲
国造りを進めたオオナムチの事績から、阿波出雲との関係を探る。
第13章 神々は実在した人物か
秀真伝に登場する神々を、古代の統治者や祭祀者として読み直す。
第14章 ヲシテに込められた宇宙観
文字、音、暦、方角、陰陽の思想から、古代人の世界認識をひも解く。
第15章 フトマニと占いの体系
フトマニ図が示す音の配列と、祭祀・政治における占いの役割を考える。
第16章 食と健康を説く古代思想
食生活、稲作、薬草、長寿など、秀真伝に記された生活の知恵を紹介する。
第17章 記紀と異なる神武東征
秀真伝の記述と『古事記』『日本書紀』を比較し、東征物語の違いを検証する。
第18章 なぜ歴史から消えたのか
文字文化、政治的編集、写本伝承の断絶という観点から、忘却の理由を考察する。
第19章 偽書説と古伝承説
近世成立説を含む学術的な疑問と、古い伝承を残すとする見解を公平に整理する。
第20章 秀真伝が告げる阿波の真実
剣山、太龍寺、阿波一宮、忌部氏などを結び、秀真伝と阿波古代史の可能性を総括する。
