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「倭の五王と磐井の乱」!倭国に存在した二つの王家と阿波の知られざる役割!(電子本)

¥2,500($15.81)

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「倭の五王と磐井の乱」!倭国に存在した二つの王家と阿波の知られざる役割!(電子本)

本書の紹介

五世紀、中国の歴史書に登場する「倭の五王」。そして六世紀、ヤマト王権と激突した筑紫君磐井。

この二つの歴史を結ぶと、古代倭国にはヤマトと筑紫という二つの王家が存在した可能性が浮かび上がる。

では、海上交通の要衝であり、忌部氏や海部氏が活躍した阿波は、どのような立場にあったのか。

本書は、阿波が両王権を結ぶ祭祀・物流・外交の中心地だったという視点から、磐井の乱の真相を読み解く。

序文(立ち読み用)

私たちは、古代の倭国が初めからヤマト王権によって統一されていたかのように教えられてきた。

しかし、中国史書に記された倭の五王と、北部九州に巨大な勢力を築いた筑紫君磐井を調べると、異なる歴史像が見えてくる。

磐井の乱は、本当に地方豪族の反乱だったのか。それとも、倭国を代表する王の座をめぐる二つの王家の戦争だったのか。

そして両者を結んだ阿波の海人、忌部、海部、物部系氏族は、何を守り、どちらの王家を支えたのか。

本書では『宋書』『日本書紀』、古墳、神社、氏族伝承を手掛かりに、阿波から倭国の真実を見直していく。

第一章 中国史書に現れた倭の五王

讃・珍・済・興・武は、なぜ中国皇帝に使者を送ったのか。

第二章 倭王たちが求めた権威

中国から与えられた称号と、朝鮮半島をめぐる外交戦略を探る。

第三章 倭の五王は誰だったのか

記紀に登場する天皇との比定説と、その問題点を整理する。

第四章 倭国は一つではなかった

古代倭国を構成していた複数の王権と地域勢力を考える。

第五章 海の王国・阿波

黒潮と瀬戸内海を結ぶ阿波の地理的重要性を明らかにする。

第六章 阿波海部氏の航海力

九州、朝鮮半島、紀伊、東海を結んだ海人の活動を追う。

第七章 王権祭祀を担った阿波忌部

麻や祭具を献上し、大王の即位を支えた忌部氏の役割を探る。

第八章 阿波に入った物部氏

祭祀と軍事に関わった物部系氏族と阿波の関係を読み解く。

第九章 阿波の資源が王権を支えた

麻、木材、辰砂、銅、玉など、阿波が持つ資源に注目する。

第十章 北部九州の大王・筑紫君磐井

筑紫・豊・火に勢力を広げた磐井の実像に迫る。

第十一章 岩戸山古墳が語る王の力

巨大古墳と石人・石馬から、磐井の権力と独自文化を考える。

第十二章 磐井と朝鮮半島

新羅、百済、加耶をめぐる磐井の外交と交易を検証する。

第十三章 継体大王という新しい王

ヤマト王権内の王統交替と継体大王の登場を見直す。

第十四章 磐井の乱は誰の「反乱」か

『日本書紀』が描いた勝者側の物語に疑問を投げかける。

第十五章 二つの王家の最終戦争

磐井の乱をヤマト王権と筑紫王権の戦争として捉え直す。

第十六章 物部麁鹿火と阿波物部

磐井を討った物部氏と阿波に残る物部伝承の接点を探る。

第十七章 阿波はどちらを支えたのか

二つの王家の間で阿波勢力が果たした役割を推理する。

第十八章 磐井敗北後の倭国

糟屋屯倉の献上と、ヤマト王権による九州支配の拡大を追う。

第十九章 歴史から消された阿波の王家

記紀編纂によって見えなくなった阿波の王統と祭祀勢力を考える。

第二十章 倭国を動かした阿波

阿波を起点として、倭の五王と磐井の乱の真相を描き直す。

結び

磐井の乱は、一地方豪族が中央に逆らった事件ではなく、二つの王家が倭国の主導権を争った戦争だった可能性がある。

その間に位置した阿波は、海上交通、資源、祭祀を通じて両王権を支える重要な地域だった。

阿波に残された神社、古墳、氏族、祭祀の記憶をたどることで、ヤマト中心の歴史だけでは見えなかった、もう一つの倭国の姿が浮かび上がってくる。

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