空海(弘法大師)研究!その生涯・密教・思想・奇跡の謎を追う!(電子本)
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空海(弘法大師)研究!その生涯・密教・思想・奇跡の謎を追う!(電子本)
著書の紹介
空海は、なぜ千年以上にわたって日本人の心を支え続けているのか。
本書は、讃岐での誕生、若き日の山岳修行、唐への渡航、真言密教の開宗、高野山の建立、社会事業などをたどりながら、その思想と伝説の核心に迫る。
歴史上の空海と、人々の信仰によって生き続ける弘法大師。その二つの姿を多角的に研究する一冊である。
はじめに(立ち読み用)
空海は僧侶であると同時に、思想家、教育者、書家、技術者でもあった。その足跡は寺院だけでなく、山、洞窟、井戸、温泉、ため池など、日本各地に残されている。しかし、空海の生涯には、今なお解明されていない謎が多い。本書では史実、密教思想、伝承を照らし合わせ、空海という巨大な人物の実像を探っていく。
目次
第1章 讃岐に生まれた空海
空海の誕生と佐伯氏の家系をたどる。
第2章 少年・真魚の時代
幼少期の環境と学問への目覚めを紹介する。
第3章 大学を去った理由
官僚への道を捨て、修行者となった決断に迫る。
第4章 若き空海の山岳修行
四国の山や洞窟で行った修行を考察する。
第5章 虚空蔵求聞持法
空海が実践した神秘的な修法の意味を解説する。
第6章 室戸岬の悟り
空と海だけが見えたという修行伝説を追う。
第7章 謎に包まれた入唐
空海が遣唐使船に乗るまでの空白を探る。
第8章 長安への旅
唐の都で空海が見た国際文化を紹介する。
第9章 恵果和尚との出会い
密教の正統な継承者となった経緯をたどる。
第10章 密教とは何か
言葉、印、曼荼羅による祈りの世界を解説する。
第11章 大日如来の教え
宇宙そのものを仏と見る空海の思想に迫る。
第12章 即身成仏の秘密
この身体のまま仏になれるという教えを読み解く。
第13章 十住心論と人間の心
心の成長を十段階で示した思想を紹介する。
第14章 最澄との交流と決別
二人の天才僧の友情と対立を考察する。
第15章 高野山の開創
なぜ空海が高野山を聖地に選んだのかを探る。
第16章 東寺と国家鎮護
京都の東寺を中心に広がった真言密教を追う。
第17章 満濃池と社会事業
空海が人々の暮らしを支えた活動を紹介する。
第18章 書の天才・空海
三筆の一人と称された書と文化的功績を考える。
第19章 弘法大師伝説の謎
井戸、温泉、杖、霊水など各地の伝承を検証する。
第20章 空海は今も生きている
高野山の入定信仰と現代に続く祈りを考える。
終章 空海が現代に伝えるもの
空海が説いたのは、遠い世界に救いを求める教えだけではなかった。人の心と身体、自然、宇宙は一つにつながり、誰の中にも仏となる可能性があるという思想である。
空海は歴史上の人物でありながら、今も弘法大師として人々の祈りの中に生き続けている。その存在を研究することは、日本人の心と信仰の原点を見つめ直すことでもある。
