『秀真伝は、阿波の物語!』空海が残した『太龍寺縁起』が伝える真実!(電子本)
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『秀真伝は、阿波の物語!』空海が残した『太龍寺縁起』が伝える真実!(電子本)
著書紹介文(立ち読み用)
『秀真伝』の舞台は阿波だったのか――。
空海が修行した太龍寺山と、そこに伝わる『太龍寺縁起』を手掛かりに、天照大神、天日鷲命、阿波忌部、剣山高天原、神武東征の謎を読み解く。
秀真伝と阿波の地名・神社・祭祀を結び、消された古代日本の姿に迫る歴史探究書。
はじめに
『秀真伝(ホツマツタヱ)』に描かれた神々の物語は、どこの土地で生まれたのでしょうか。
徳島県阿南市にそびえる太龍寺山は、若き空海が虚空蔵求聞持法を修した霊山です。その太龍寺に伝わる『太龍寺縁起』には、天照大神、天日鷲命、神武天皇、忌部氏へとつながる古代阿波の記憶が刻まれています。
秀真伝に登場する太陽信仰、麻の祭祀、山岳信仰、海人族、神々の系譜。それらを阿波に残る地名、神社、伝承と重ねると、驚くほど多くの一致点が見えてきます。
空海は太龍嶽で何を見つけたのでしょうか。そして、なぜ太龍寺縁起に神代の物語を残したのでしょうか。
本書は「秀真伝は阿波を舞台とした物語ではないか」という視点から、太龍寺縁起と阿波古代史の謎を読み解く歴史探究書です。
第1章 秀真伝とは何か
『古事記』『日本書紀』とは異なる神々の歴史を伝える秀真伝。その成立と内容を紹介する。
第2章 秀真伝はなぜ消されたのか
正史から外された古代文書には、中央政権にとって都合の悪い歴史が記されていたのか。
第3章 「ホツマ」という言葉の秘密
調和、完成、真実を表すとされる「ホツマ」の意味と古代思想を探る。
第4章 秀真伝の「アワ」と阿波国
天地を結ぶ「アワ」という言葉と、阿波という国名との関係を読み解く。
第5章 太龍寺縁起が伝える古代史
太龍寺に残された縁起には、阿波の神々と古代豪族の記憶が秘められている。
第6章 若き空海と太龍嶽
空海は太龍嶽で虚空蔵求聞持法を修し、自然と宇宙の声を聞こうとした。
第7章 空海は阿波で何を知ったのか
若き空海が阿波の山中で出会った信仰と、後の密教思想とのつながりを考える。
第8章 太龍寺と天照大神
太陽の霊力を仰ぐ太龍寺山の信仰から、天照大神の原像を探る。
第9章 天日鷲命と阿波忌部
麻を植え、木綿を作り、神の祭祀を支えた天日鷲命と阿波忌部の歴史を追う。
第10章 秀真伝に描かれた麻の文明
秀真伝の祭祀文化と、阿波忌部が受け継いだ麻の文化を比較する。
第11章 阿波高天原と剣山
神々が集まった高天原は、剣山を中心とする阿波の山岳地帯だったのか。
第12章 神山に残る神々の足跡
神山、鮎喰川、雨乞の滝などに残された水神、龍神、太陽信仰を読み解く。
第13章 アマテルは阿波の王だったのか
秀真伝のアマテルを神話上の神ではなく、古代社会を治めた人物として考察する。
第14章 天照大神と卑弥呼の記憶
太陽を祀る女性統治者という共通点から、天照大神と卑弥呼の関係を探る。
第15章 アマノウズメと阿波の神楽
岩戸開きの舞と、阿波に残る神楽や芸能文化とのつながりを追う。
第16章 阿波海人族が運んだ神話
橘湾や紀伊水道を往来した海人族が、阿波の神話を各地へ伝えた可能性を考える。
第17章 神武東征は阿波から始まった
海部、長国、橘湾の伝承から、神武東征の出発地を阿波に求める。
※ボイスブックファイルをメールに添付して、送信させて頂きます。
第18章 藤原氏が封じた阿波の歴史
『古事記』『日本書紀』の成立過程で、阿波忌部の歴史が薄められた可能性を検証する。
第19章 空海が縁起に残した暗号
空海は密教の言葉と寺院縁起の中に、失われた阿波の歴史を封じ込めたのか。
第20章 秀真伝は阿波の物語!
秀真伝、太龍寺縁起、阿波の神社、地名、祭祀を結び、古代日本の姿を再構成する。
おわりに
秀真伝を阿波の地から読み直すと、神話とされてきた物語が、山や川、神社、祭祀の中に現実の歴史として浮かび上がってきます。
太龍寺山で修行した空海は、阿波に残る古代信仰の重要性に気づいていたのかもしれません。
『太龍寺縁起』は単なる寺院の由来ではなく、消された古代阿波の記憶を後世へ伝えるための器だった可能性があります。
秀真伝は、遠い神話世界の物語ではありません。それは、阿波から始まった日本の姿を伝える物語なのです。
