阿波隕石落下の謎!―耳ご石伝説を追う―(ボイスブック)
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阿波隕石落下の謎!―耳ご石伝説を追う―(ボイスブック)
著書の説明
阿波の山あいに立つお地蔵さん。その足元で見つけた黒い石には、耳に似た窪みがあった。「村の人が耳ご石と名付けたんよ」。
近くに住むお婆さんは、石にまつわる願いを語り始める。やがて石は、宇宙から来た隕石だと判明する。
村の言い伝えと石の来歴を追う、全10章のボイスブック。
序文(立ち読み用)
山あいの道を歩いていたとき、私はお地蔵さんの前に置かれた黒い石を見つけた。
石の片側には、耳の形を思わせる窪みがある。
近くのお婆さんに尋ねると、村の人はその形から「耳ご石」と名付けたのだという。
「この石を祀ると、耳の悪い人もよう聴こえるようになると言うてな」それは、村で語られてきた願いの話だった。
私は石がいつ、誰によって置かれたのかを知りたくなった。そして調べていくうちに、耳ご石には、村の人々も知らなかったもう一つの来歴があると分かる。
この石は、どこから来たのか。阿波の小さなお地蔵さんから、空へと続く物語を始めよう。
第1章 お地蔵さんの前の黒い石
耳ご石を発見し、お婆さんと出会う。
第2章 耳の形をした窪み
村人が石に名を付けた理由を聞く。
第3章 お婆さんが語る願い
耳ご石にまつわる言い伝えを知る。
第4章 石はいつからここにあるのか
お地蔵さんの前に置かれた時期を探る。
第5章 黒い石を調べる
石の形や表面を記録する。
第6章 隕石だった耳ご石
調査によって、石の出自が明らかになる。
第7章 阿波の空をたどる
石が落ちた時と場所を探す。
第8章 山と川に残る手掛かり
石がお地蔵さんの前に来た道を考える。
第9章 お地蔵さんに託された願い
村の人々と耳ご石のつながりを見つめる。
第10章 耳ご石伝説の続き
分かったことと、残された謎をたどる。
終わりに
耳ご石は、宇宙から来た石だった。けれど、いつ阿波に落ち、誰がお地蔵さんの前に置いたのかは分からない。
お婆さんから聞いた言い伝えと、調査で分かった石の出自。その二つを胸に、私はもう一度、耳ご石を見つめた。これが阿波隕石発見の動機となる。
