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阿波地質図が明かす、金はどこに眠るのか!―山・断層・鉱脈から探る黄金の手がかり―(ボイスブック)

¥2,000($12.65)

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阿波地質図が明かす、金はどこに眠るのか!―山・断層・鉱脈から探る黄金の手がかり―(ボイスブック)

本書の説明(立ち聴き用)

阿波の山々や川の流れ、その地下にはどのような鉱物資源が眠っているのでしょうか。本書は、地質図を手がかりに、金を含む鉱脈や砂金の可能性を探るボイスブックです。

三波川帯、秩父帯、四万十帯、中央構造線、石英脈、古い鉱山記録などを分かりやすく紹介し、阿波の大地が歩んだ歴史と金の成り立ちを結びつけます。

吉野川、鮎喰川、那賀川を題材に、地形と地質を重ねて考える視点も解説。地質図だけで埋蔵場所を断定せず、伝承と調査記録、推測と確認された事実を区別します。

耳で聴きながら、身近な石や風景を見直し、観察、記録、分析へ進むための入門書です。阿波の地下に秘められた謎を、科学的な目で読み解く新たな発見の旅へ案内します。

はじめに
阿波の山々には、長い地球の歴史が刻まれています。いつも眺める山、川に転がる石、岩肌を横切る白い筋。その一つひとつが、地下の世界を知る手がかりになります。

金はどこに眠っているのか。その謎を追う第一歩が、地質図を読むことです。地質図には、岩石や地層の分布、断層などの構造が描かれています。

本書では、阿波の地質と鉱山資料を入口に、金を含む鉱脈や砂金の可能性を、耳で聴きながら考えていきます。

伝承と調査記録、推測と確認された事実を分けながら、阿波の大地を見直す旅に出ましょう。

第1章 地質図は大地の履歴書
地図の色や記号には、どのような意味があるのか。岩石の種類、地層の年代、断層の位置を読み取る基本を、分かりやすく紹介します。

第2章 阿波の地下をつくった地球の力
三波川帯、秩父帯、四万十帯を入口に、阿波の山々が生まれた背景をたどります。海底の地層が陸地になり、変形してきた歴史を解説します。

第3章 金はどのように集まるのか
金を運ぶ熱水と、岩石の割れ目にできる鉱脈の関係を紹介します。金が含まれる石英脈の形成例から、地下で起こる鉱物の集積を考えます。

第4章 中央構造線と金の手がかり
阿波の地質を考えるうえで重要な中央構造線。断層や岩石の境界をどう調べるのか、そして「断層があるから金がある」とは判断できない理由を説明します。

第5章 白い石英脈をどう読むか
岩肌に走る白い筋は、地下の活動を考える入口です。石英脈の形や周囲の岩石を観察する意味と、見た目だけでは金の有無を判断できないことを伝えます。

第6章 阿波の鉱山記録を読み直す
徳島県の鉱床研究や地質図の説明書を手がかりに、過去に何が調査され、どの鉱物が記録されたのかを整理します。銅や硫化鉄の鉱床記録と、金の確認記録を分けて読みます。www.gsj.jp
第7章 川の砂金から山を考える
砂金調査では、川の流れと上流の地質をどう結びつけるのか。吉野川、鮎喰川、那賀川を地図上で読む題材にし、調査結果から何を推測できるかを考えます。

第8章 金色の石は本当に金なのか
金色に光る粒を見つけたとき、何を確認すればよいのか。色だけで結論を出さず、鉱物の性質を調べ、必要に応じて分析へ進む考え方を紹介します。

第9章 地質図から調査計画をつくる
地質図、鉱床資料、地形図を重ねて、調べるべき疑問を整理します。観察地点、写真、試料の採取位置を記録し、後から検証できる調査につなげます。

第10章 阿波の黄金を、証拠で語る
金の発見、金の含有量、鉱床の広がりは、それぞれ別の問題です。小さな発見を確かな知識へ育てるために、継続調査と分析が持つ意味をまとめます。

おわりに

阿波地質図を開くと、見慣れた山や川が、新しい問いを投げかけてきます。金の謎を追うことは、阿波の大地が歩んだ歴史を知ることでもあります。

地図から仮説を立て、現地で観察し、分析で確かめる。その積み重ねが、地下に眠る資源の姿を少しずつ明らかにしていくのです。

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